2011年1月20日木曜日

ツイッターのホテル来店暴露事件に思うこと

ニュース記事はこちら
今日の朝日新聞夕刊に割と大きく記事が載っていたので。
朝日新聞のほうにはこんなネット社会だからこそ情報発信は慎重にとよくある見解が添えられていた。
ネットでの多くの活動が匿名で行われていることに由来すると思う。特に読む行動に対しては実世界に比べて非常に高い匿名性があると思う。例えば、コンビニであれげな本を買うのと、ダウンロードで買うなど。これはプライバシーの観点からとてもいいことだと思う。しかしながら、書き込む行動に対してこの高い匿名性が必ずしも良い方向に働くとは限らないのはみなさんも明白なことだとわかってもらえると思う。今回の事件はその例ともいえる。
しばしば、インターネットの匿名性(特に書き込むことに対して)の議論は行われてきた。ググる先生でインターネット&匿名でごろごろ出てくるのでぜひ。というわけで私個人の意見は今の半匿名が一番いいんじゃないかと。叩かれる微妙な緊張感と責任を持ちつつしっかり発言してくことが信頼のある発言や記事なるんじゃないでしょうか。

2011年1月17日月曜日

アメリカの動画配信事情

今日の朝日新聞で気になる記事があったので。
「動画配信 米で急伸」-最大手は会員2000万人 2年で急増ー
そして、ビデオ店を駆逐と小見出しが踊る。世界第祭のレンタルビデオチェーンだったブロックバスターが倒産したという記事も合わせて載せているのだ。04年には世界に9千店舗以上あったという。わずか5年の間だった。
ちなみに、ここでの動画配信とはテレビで見る動画でビデオオンデマンドなどを指している。
一方で通信網は限界があるとも書いている。動画配信にただ乗りされていると通信業者が反発しているというのだ。一部のネット接続辞表者は帯域制限を早くもはじめてるという。この議論は割と古くて新しい。いわゆるフリーライド理論である。
ところで、世界で一番接続環境が良い日本はどうだろうか。電子書籍でにわかに盛り上がってきたように思えるが動画は全くと言っていいほど普及していないと思う。アクトビラやCATVのオンデマンドサービスがあることにはあるがなかなか微妙である。環境はそろっているはずなのになぜ普及しないのか。
それはコンテンツ不足である
日本の出版社はあまり電子化をしたくないようだ。理由はさっぱりわからない。よく聞く話では違法コピーがうんぬんとあるが、それ以上に利用者が増加し利益につながるという発想に至らない理由がわからない。放送関係は法律が邪魔をしていることも有名だ。結局、世界一のアクセス回線は(無駄な)高速道路の置き換えにすぎないというのが現状ではないだろうか。

2011年1月1日土曜日

(駄文)素人が考えるAndroidが発展するためにやるべきこと(何を伝えたかったのかorz)

=言いたいことは最後の5行ぐらいです。=
Androidが発展、願わくばAppleさんを超えるためにはどうすればいいか考えてみた。自分は開発元のグーグルがキーマンだと思っている。そのグーグルの思考がよくないのではないかと考えている。
Androidはオープンである。しかし、
開発体系もオープンか
コードはオープンソースなライセンスが全てに対して適用されているため、事実である。OSSの定義にもおそらくかっちり当てはまっていると思う。だけれども、先人が考えている言葉の意味はもう少し先にあるのではと思うのだ。伽藍とバザールがOSSを有用なものだと説得したのだとすれば開発体系もオープンであるべきなのではないかという問いである。
これは非常に重要な問いだと自分は考えている。例えば、優れたOSSを発見したがドキュメントがまるでなかったとする。多くの人に使ってもらいたいのでドキュメントをこしらえた。さっそく、開発者にドキュメント書いたから使ってくれよとメールする。ところが、返事がこない。。。これは、バグがあったのでパッチを作ったがマージ(取り込んでくれない)してくれないといえば分かりやすいだろうか。OSSならば、そっくりそのまま別のブランチ(パッケージのようなもの)を作ってしまうという方法もあるのだがオリジナルというのは特別なのだ。多くの人はオリジナルを使うからで、その辺は想像していただきたい。
カーネルにLinuxを採用しているが・・・
カーネルとはハードウェアなど管理する非常にコアとなるソフトウェアである。ちなみに、MaxOSXやiOSのカーネルはBSD系由来のものらしい。Linuxは伽藍とバザールの元ネタそのものである。その精神からすれば、Android向けに手を入れたコードは積極的に本家に投げるべきである。ところがグーグルは自前で閉じたリポジトリを形成しているのが現状だ。
Linuxカーネル開発者、LinuxカーネルからAndroidコード削除について説明
今から開発体系をLinuxのようなシステムにしろと言ってもかなり難しいものがあるかもしれないが有用なアイディアやバグフィックスを効率的に吸い上げるにはもう少し改善の余地があるように思える。例えば、目指す未来が違う某企業は多くの独自機能を作りこんでいるのは知っていると思う。その作りこんだ部分がAndroidに貢献されたかというとそのような話は聞かない。テンキーがAndroidではサポートされていない(現在は違うかもしれない)。もし、10キー用のインターフェースを開発して本家にマージされたならばどれだけ多くの企業が恩恵を受けられるのだろうか。このような理想論を実現するためにはグーグルのリーダーシップが不可欠となる。Androidを使うなら貢献しなさい。貢献した分はAndroidの発展につながるのだからという強いメッセージが必要に思える。