2011年2月26日土曜日

Bloggerに集約してみた

 てっきりこっちにもブログがあることを忘れていてFC2を使っていたので統合。
まだ、画像とかもってきていないし、デザインもひどすぎなのでそのうち手入れします。

2011年2月13日日曜日

高専カンファレンス in サレジオ2 に参加しました kosenconf-020salesio

まずはじめにお断りしなきゃいけないのが、写真が一切ありませんorz
把握しているのはおびなたさんのフリッカーだけです。みんなちゃんとUPしようぜ。
2011/2/12 高専カンファレンス in サレジオ2
参加したイベントのアドレスはこちら http://kosenconf.jp/?020salesio
当日の雰囲気
まさかの東京で雪が降りました。結構積もっていてなんと玄関にはかわいい雪だるまとかまくらが作られていましたwww。しかし、そんなHappyなサプライズの現況の雪のせいで参加者が予定よりも少なくなり、懇親会の費用が赤字になってしまうという事態に。委員長の呼び掛けによりカンパが集まり最終的には赤にはならないですんだようです。
参加者は印象として7割ぐらいが学生かなという感じでした。サレジオ高専の学生も多かったように思えます。(制服なので分かる)そして、驚いたのが運営スタッフ。なんと、当日スタッフ込みで30人以上!こんだけの人間を集めた委員長はいったい何者かと。。。Ustreamもテレビ局もびっくりな資材で行われました。

発表のそれぞれの感想
1.小笠原英俊さんー高専で働くという選択<30分>
技官である先生からのお話。採用までのプロセスとかもろもろ。まぁ名言として変態の面倒は変態が見たほうがいいに決まっているという言葉でした。

2.奥澤翔さん@oku_zawaー宇宙エレベーター<LT>
宇宙エレベーターを高専でもわかる物理で夢物語じゃないことを説明した後に、自分の活動を紹介。チーム奥澤として宇宙エレベーター競技会に参加しているそうです。そのロボットがどう見てもロボコンかよって突っ込みたくなりました。プログラマーが不足しているらしいので気になる方は是非
「チーム奥澤」の開発日記。

3.NV@nvsoftsーAndroidを普通のLinuxとして使おう<LT>
実は彼に会うために今回参加したようなもの(後述)。初参加にして初LTというこの精神。僕の目に狂いはなかった(笑)IS01でRubyのインタプリンタが動かせるよ。Emacsとかもポーティングされているよみたいな話でした。正直、かなりやっつけ感がありました。本人も後悔していたようです。今後に期待。

4.革靴@KGI_ーZFSなファイルサーバを実装してみた。<LT>
サレジオ高専の現役生。学校のファイルサーバーの管理を行っているらしくてそれをZFSでやりましたよというお話。TeraStationとかほかの学校とかの性能比較もあっていい感じでした。そして、Microsoftがいる前でNTFSなんて大規模でやってられねーよとか言っちゃいました。そういえば、Windows系は大規模ストレージのサポートでもNTFSなのかな?ただ、ZFSの概念図とかが抜けているのでZFSそのもの優れた概念が全く伝わってなかったのがもったいないなと感じました。

5.Microsoftー情報技術の未来とみなさんの可能性 ~クラウド世代の創造力~<40分>
Android、ZFS(Sunのファイルシステム)と続いた後のMicrosoftの発表。しかし、やっぱりプロですね。素晴らしいプロモーションビデオと解説にみんな呑み込まれていました。基本的にはこんな近未来が待ってます的なお話でしたが、同世代がImagineCup(高専でも世界大会に進出している)などで活躍してるよとの紹介。さらに、Microsoftの開発環境ならライブラリもすごい充実していることを暗に紹介するなど本当によくできているなと感心しっぱなしでした。
他にもWindowsPhoneの実機デモや日本初公開のPVなども紹介してもらえました。

6.大日向大地さん@earth2001yー続・ビジュアル系高専生<15分>
僕は前回を知らないのですが、ビジュアル系というの可視化のことで、何を可視化するのかといえば、電磁気学のマスクウェルの方程式についてでした。まとめはよく分からないことでも式があったらプログラミングしてみればわかりやすくなるんじゃないかという話でした←(かなり嘘

7.野島伸仁さんー笑いとユーモアの伝統芸能 -癒しとしての狂言-<20分+15分>
サレジオ高専の英語の先生らしい。。。しかし、狂言師でもあるという謎に包まれた人物(失礼。Twitterでも何者なんだと流れまくってました。この分野はさっぱりだったのですが、現代の娯楽と違い見ている側も参加することで成り立つものなんだなぁと思いました。

8.kurix000ーところでKinectが今熱いので布教したい<LT>
KinectはUSBでXboxに接続する。つまり、デバイスとして認識してあんなことやこんなことができたら楽しいジャマイカ!というお話。で、どんなことができるのかというご紹介。1万円ちょっとでモーションキャプチャー等々ができてしまうというとても楽しいデバイスだということを知りました。プログラミング環境もかなり充実していてライブラリが豊富に用意されているのでやりたいことを実装するだけでよいとのことでした。これはプログラマにとってすごい重要。来年のプロコンはKinect祭りになりそうです^^

9.kitokeyースマートフォンの裏側じゃなくて下側<LT>
はいはい、LowLayerのことですね。と一瞬で分かった俺は若干問題あると思う。手書きの図がなんかじわじわきた。そして、まさかのセプキャン卒業生。絶対いると思ったんだよなぁ~
内容はポケコン=スマフォというお話。正確に言うと同じコンピュータなら構成も大して変わらないよね。ただ、一つ一つの機能が高機能になっただけという話だったような。。。

10.柴田幸樹さんーアジャイル開発って知ってる?<LT>
アジャイル開発の概要とありがちな誤解などを紹介。

11.都井ひおきさん@noize_hiokiー~我が高専の奇妙な取り組み~ぷち卒研って?<LT>
卒研とついてるが卒業できないのでただのぷち研究。まさかの一年生!発表の仕方が一年生じゃないと思うんだけど^^。1年生のうちに研究とか無理だろーとか思ってたら案の定教官が作業することが多いらしい。でも、1年生のうちから専門分野に触れることでモチベーションとか良い刺激になるのは確か。
印象的なのは熱意をもって高専に入学しているので、先輩たちがぼくたちにもっとかまってほしいということでした。ようするに、こっちの世界にぐいぐい引き込んでほしいという切実な願いです。多くの形では、ロボコン,プロコンなどの技術系部活に入ることで解決するのでしょうが、もっと交流みたいのがあってもよいということだと思います。スマフォの話でいちゃいちゃしたいとかそんな意味だと思います。僕も後輩とちゅっちゅしたい←

12.マルケスさんーサレジオとIUSについて<20分+アルファ>
そもそも、サレジオってなんぞーというお話。英語でしゃべり始め、Twitterは同時翻訳希望などでオワタ状態。そして、絶対やると思ったいきなりの日本語。サレジオの成り立ちや現状が分かっておもしろかった。

13.坂井弘亮さん@kozossakaiー組込みOSを作ってみよう!<15分>
セプキャン2010の報告会にいたらしい。。。ニアミス。この人が何をやっているかはググればすぐにでてきます。素晴らしい本も書いています。内容はそのOSの概要とデモ。5000円のマイコンキットを買えばだれでも学べるよというお話。Twitterでは5000円ならやってみようかな的な声もあったような気がします。個人的突込みではファイルシステムをサポートする前にTCP/IPスタックの実装がされているという件。しかも、RFCじゃなくてパケットキャプチャから法則を導いて実装したそうな。とりあえず、主要のOSから接続できているから問題なしという変態ハッカーでございます。

14.@minami106ー高専生よ、自主ゼミをやれ!<LT>
輪講形式とかで教えあおうよというお話。教えることが理解につながることを熱く語ってました。さらに、数学ガールの一文を引用して高専生なら教えてもらうことを待つのは持ったないということも。

15.ゆーいちさんー非高専なTwitter活用法<LT>
本当にすみません。なんか覚えてないorz なんでだろうな。。。メモ書きも一切ないという謎

16.myy_ こんな高専カンファをやってみたい!<LT>
どら娘にして発表者!素晴らしい。北海道で高専カンファレンスという単語すら知られていないことにショックを受けてブログまで作っちゃった人。

翌日になると意外に忘れてしまうものですな。。。メモ書きもまともにとってなかったし、あんまりよくないです。発表によって文章の量が違うのは突っ込まないでください。ただ、どれも現役生にとってはモチベーションが上がるような内容ばかりでした。俺もやってやるぞ!できるぞ!と思った人は多いと思います。最後に発表者の皆様、お疲れ様でした。

スタッフすげえ
冒頭にも書いたが、スタッフの人数がとても多い。駅からサレジオに行く間にも学生さんが寒い中2人もいた!委員長曰く、自分は専攻科卒業してしまうので安心して引き継げるように万全の態勢で準備していたとのこと。発表者に教官が2人もいるところからもその本気度はうかがえる。継続していこうという力強い意志がめきめきと感じられた。他にも名札づくりのスペースなど交流を促進させる工夫や、電源、無線LANの完備などかなりすごかった。ちなみに、これで参加料は無料である。スタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。
改善してほしいと思うところ
どら娘コンテストについて
3人のどら娘の中で誰が一番良いかを決めるコンテスト。。。社会人がメイド服着てみたりなんか楽しかった。いや、問題はそこじゃないんだ。なんで、どら娘コンテストというものをやるのに、どら娘が前でたたかなかったのかということに対して苦言を申し立てる!(何様
発表者は当然前で行っているのだが、どら娘はなぜか客席のほうで銅鑼を叩くのである。当然、姿は目に入らないわけで・・・これでどうやって投票しろというのかという。
そして、どら娘よ!時間になったらどーんっと鳴らしてほしい。3人とも弱々しかった。一人の方が罪悪感があるといっていたが、どら娘の使命は時間厳守を徹底させることにある。その気まずさをかわいい女の子がやって笑いの種にしようぜというのがおそらく発端だと思われる。(勝手な推測です)なので、運営側もちゃんとそのことを伝えるべきではなかっただろうか。(ということを懇親会の時に直接言わなかった俺は馬鹿orz)

時間厳守
今回は、サレジオ高専の先生は特例で時間延長が行われた。さらに、セッションの休み時間の延長も行われたため、最終的には予定より45分以上遅れて懇親会に突入した。当然、サレジオ高専の全面的な協力によって成り立っているのだから、文句は言えない部分はあると思う。しかしながら、いくらなんでも45分というのはやり過ぎだと思う。社会人から見ればルーズすぎるんじゃないかと思われても仕方がない。さらに言えば、現役生の教育面でもよろしくないと思う。社会に出れば、会場を借りるのにもお金がかかり延長となればお金で解決できないことのほうが多いぐらいである。どんなに面白い発表でも時間超過は絶対的なタブーだということをどら娘を通じて理解してほしいというのが僕の超個人的な願望なのである。
無線LAN利用の案内
この辺は割と徹底するべきだったかもしれない。ポケットWifiなどで2.4G帯が埋まってしまい、互いに干渉しあった。まぁこれは仕方ないけど。

コラム
どこにでもいるよ、セプキャン関係者
絶対いるだろ~とか思ったら、二人もいた。高専生がいれば、セプキャン関係者もいる可能性は高い。
NV君と初対面
実は彼とは2chで知り合った。知り合ったといっても僕が一方的にTwitterでフォローしてただけなのだが。実は彼はIS01ハックの2chスレでコテハンを使ってばりばりのハックをしていた。ググってみるとまさか高専生の情報科の4年生ということが分かった。フォローしていると「Linuxのコード読むのは意外に難しくなかった」など発言を繰り返すのでこいつは絶対セプキャンに送り込まなければいけないという謎の使命感に燃えていた。
そんなさなか、高専カンファで発表するという情報が流れてきた。まさか、こんなに早く会えるとは思っていなかった。懇親会でがっつり来年のお盆は開けておけといったのでたぶん大丈夫だろう。

あと、公式タグ(kosenconf-020salesio)でググってもほとんど情報が出てこないよ?発表者の皆さんは公開できる範囲で資料とかうpしてもらえるとありがたいです。
この記事書くのに2時間近くかかってしまったorz