2013年3月27日水曜日

Ubuntu Server 実践バイブル 読んでいます。第6章までの感想など



Ubuntu Server 実践バイブル
現場で即運用に役立つサービス設定のノウハウ

今現在、Amazonでランキング
7位 ─ 本 > コンピュータ・IT > OS

上記の編集者のことばを引用しますと
ググれば書いてあることより、「暗黙知」となっているサーバーのお約束ごとにフォーカス。
この本は、Linuxを使い始めた人にも、なんとなくデスクトップLinuxを使っている人にお勧めです。サーバー使ったことない・今も興味ない。だから、スルー・・・[1]というのはちょっともったいないかもです。
この本、細かい完全な目次がWebでは見られないのですが、すごい損してるような気がします。ここに全部書き出したいぐらいです。

もちろん、進学して先輩や先生からサーバー管理してなどと無茶振りされた方や新卒エンジニアの方などは超お勧めです。


全18章あるのですが、6章読んだ所での感想としては
超基本的なところから、その利用方法まで丁寧に書いてある。という印象でした。
コラムや注釈などにもよく表れています。

第一部ではUbuntuServerを導入する過程や簡単なリカバリーなどについて当然書かれています。が、
それ以上に、サーバー管理者としての基本的な心得などが書かれています。これはUbuntuやOSに限らないものです。
オペレーションの手引書ではないところが、私は良いなと感じました。
また、サーバー特有のパーティショニングやRAID,LVMといったところも基礎知識から実際の良い設定パラメータもしっかり書かれています。[2]
スクリーンショットや実行結果も豊富に載っている方だと思います。そのため、実機を目の前にした時に「あぁ見たことある・・・」という安心につながります。
(もっともUbuntuServerのインストールは短時間に終わるため、試行錯誤して身につけるのもひとつです)

デスクトップLinuxをずっと使っているが、サーバーはよく分からない。という方でも安心です。コマンド怖くないです。
というのも、manの使い方に始まり基本的なコマンドからシェルの使い方、さらにtmuxやscreenのラッパーであるbyobu、SSHの使い方が1章分取られているのです。
150ページです。これだけ、知識として知っていれば後は先輩やGoogle先生、司書さんに聞くには十分な基礎といえるものになっています。

さぁ、ここまで読むとサーバー管理者としてやっていけそうなイメージがすっかり出来上がっていることでしょう。
この後の章では、実際にサービスの管理や、サーバーの構築、そして運用方法とつながっていきます。

さて、ここまでべた褒めで、ステマなんじゃないかという方もいるかもしれません。まぁUbuntuユーザーでWeekly TopicsなどはもちろんUbuntu Magazineなども読んでいるので否定はできません(何
6章まで読んで、ちょっとと思ったのはSSHなどセキュリティに関するトピックスです。多分、他の部分と比べると1.6割増し(体感)の量を感じます。
そこら辺が濃ゆい理由は先輩諸氏に聞いてみると話が盛り上がったりして良いかもしれません。

最後に
なんか、この本が売れるともっと濃ゆいのが出る可能性がマシマシになるそうなので[3]
あと、日本のUbuntuユーザが増えると英語ができない自分が嬉しいので


[1]私のことです
[2]一度、CentOSなどいわゆるサーバー向けディストリビューションをインストールしようとしたことがある人は、ともかく適当に設定したいけれど、どうしたらいいんだろうか?と思うことはあるある話のようです
[3]ソース見当たらず…

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