2013年3月9日土曜日

花粉症のジェネリック医薬品について調べてみた

さて、花粉症のシーズンです。
我々はいつもどおり院内感染のリスクに怯えながら病院に行くわけですが、そのお薬もっと安く出来るかもしれませんよ?というお話。
大体30%ぐらいは割り引けそうですよ!!
まとめたら長くなってしまったので、まとめると
  • 長期服用する薬は積極的にジェネリックを利用したいところ
    (お医者さんに言うか、薬局でも処方箋から適切なジェネリックに切り替えてもらうことが可能)
  • 長期服用する薬は医者さんとよく相談し自分で選択したいところ
の2点です。

私が使っているのはアレロックですが、これはなんと40%引きだそうです。
みやび日記:アレロック錠の後発医薬品、満を持して発売
他のモノについても調べてみると、[2]
  • アレグラは30%引き
  • アレジオンは36%~78%引き
  • クラリチンは33%引き
  • アレロックは40%引き
あなたは月にいくら花粉症のお薬につかっているでしょうか?単純に割引率を当てて数字を出すだけでインパクトある金額が出てくることと思います。
最近は黒柳徹子さんのCMなどのおかげでジェネリック医薬品もだいぶ浸透してきたので、知っている人も多いと思います。

正式名は後発医薬品だそうです。
厚生労働省が医療費抑制の一環で力を入れてることもあり、薬局でおすすめされることも増えたように思えます。
驚くことに「先発品が1錠100円とすれば、後発品は70円から30円くらい」[1]だそうで、高いお薬ほど恩恵も大きいです。
【追記】ただし、完璧ではなくてジェネリックは先発品の100%互換ではないので、効き方に差異があることがあります[1]。
花粉症は比較的長期に渡りますから、その分絶対額でも大きく変わることになるのです。
ジェネリック医薬品にしたい場合ですが、
  • お医者さんにお願いして処方箋を発行して貰う方法
  • 薬局で処方箋を渡すときに聞く方法
の2つがあります。同じ症状に対して処方可能な薬でもジェネリックが出ている場合と出ていない場合があります。
花粉症ですと、最近出たザイザルにはジェネリックがありませんので、薬局でジェネリックにしたいといった場合でも無理と言われてしまいます。
なので、積極的にジェネリックにしたい場合はお医者さんと相談して、切り替えられるなら切り替えたいという場合は薬局でお願いするのが手軽で良いと思います。
【追記】Wikipedia-後発医薬品-処方箋様式によると
「2008年4月より、後発医薬品への変更が認められない場合「後発医薬品への変更不可」欄」があり、そこに何も書かれていない場合は薬剤師がジェネリックに変更することが可能とのこと

さて、このジェネリックですが、花粉症の薬の場合は適用可能なパターンが多いということが調べてわかりました。
花粉症の薬というサイトに、処方薬ランキングというアンケートがありましたので、それを参考に見てみたいと思います。
花粉症で処方されている内服薬は?(2013年版)

今現在ですが投票総数:1449で
1位:アレグラ(18.08%) 2位:ザイザル(17.46%) 3位:アレロック(12.97%)
上位3つで48.51%となっています。

まぁ過去の見ると傾向にバラつきがあって説得力があまりないのですが、代表的なものとしては
アレグラ,アレロック,アレジオン,クラリチン,ザイザルがシェアをとっているようです。
この中で、ザイザルは前述のとおりジェネリックはありません。
逆に言うと大半の方はジェネリックが存在するお薬を使っているのではないでしょうか?

今回調べてみてわかったことは、薬の種類によって金額がかなり違うということです。
例えば、新薬のザイザルですが優れた効果があるとはいえ、ハイコストです。
アレロックが60.2円なのに対して、111.8円です。
果たして、今の薬で満足してる人が新薬を使う理由はあるのでしょうか・・・?疑問です。
自分にあった薬を探すことは大事ですが、長期服用を考えた場合にはジェネリックを含めて考え金額も薬を選ぶ要件の一つにするのが賢いといえるでしょう。
なんとなくお医者さんに処方されるものを使うのではなく、それぞれの特徴や違い、金額をしっかり聞いて選択する。これが大事なのではないでしょうか。
私は浮いたお金で目薬を処方してもらおうと思いますorz[3]

引用など
[1]薬価サーチ-薬価・ジェネリックとは
[2]薬価の計算には薬価サーチを使いました。
計算結果は2013年3月9日に検索した結果を利用しています。薬価は2年毎に見直されます。
[3]浮いたからではなく、今年は目にも症状が出たので結果的にそうなってしまっただけです…

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