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2023年11月11日土曜日

映画 キリエのうた を観た

 キリエのうた (文春文庫)

邦画を映画館でみるのって初めてかも…。おすすめされたので観ました。

印象としては、みんな顔が良い… ストーリーはかわいそかわいい 絵作りも印象的でよかったです。

ただ、カメラワークが個人的には合いませんでした。冒頭10分はいったん席を立つか悩むレベルで酔ってしまいました。カメラワークで酔うのはダンケルク以来の2回目ですね。でも、今作は比にならないレベルで症状が出ちゃいました。ただ、そのうち慣れたのか収まってくれて鑑賞できました。思い返してもどういう意図で揺らしているのかいまいち私には分かりませんでした。症状出ない人には無意識に語りかけるものがあるのかなー?

たまには違ったものを観るのは良いなと思ったのと、いわゆるアオハル系のべったべたに甘いやつを観たくなったりしましたね。


2023年10月8日日曜日

映画 イコライザー THE FINAL を観た

 イコライザー THE FINAL - Amazon Prime

イコライザーシリーズは、アマプラで無料なのを観たことがあるぐらい。スパイアクションものですが、身内を守るぐらいの守備範囲で設定が派手過ぎない感じが他の作品と違ってよいなと感じたり。

ストーリー的には前作できれいさっぱり終わっていたのに、またファイナルなのか!?と思ったものの、劇場で本作が観れることはとても嬉しかったです。映画館で観れるのはその時だけですからね。

さて、そんな感じで全く期待しておらずアクションシーンだけを摂取するぐらいの気持ちでいきました。しかし、まぁうまくまとめられていてすっかり世界に入り込めました!すげぇ。イタリアの美しい風景や空気感の中で、マフィアのえぐさと主人公のえぐさが展開されていくスカっと作品でした。

ところで、主人公役のデンゼル・ワシントンさん。68歳とかなのにこのアクションはすごすぎでは…?

2023年9月23日土曜日

映画 ジョン・ウィック:コンセクエンス を観た

 ジョン・ウィック:コンセクエンス 4K ULTRA HD+Blu-ray

この映画もついにチャプター4。単純に上映時間長かった…。元々は、4と5と分かれていたらしいのですがそういうのもあるのかな?

主人公のセリフがほとんど無く、また倒す相手も設定不要とばかりにアクション集みたいな印象になってしまったのはちょっと残念。肝心のアクションはカーチェースシーンや上からの俯瞰シーン、階段落っこちる等々見ごたえはえぐかったですね。素晴らしいです。

続きがあるかは未定のようです。記事によれば世界観とキャラを大事にしているとのことなので、続きが出た時はストーリーもまた期待できる気がします。

2023年8月2日水曜日

映画 君たちはどう生きるか を観た

ジブリ作品は、千と千尋の神隠しぐらいしかちゃんと観たことがありません。あんなに何回もテレビで放送されているのに、なぜか観てないんですよね~。それでも、今回あらゆる情報が伏せられた状態という剛腕マーケティングが気になって足を運んでしまいました。

 何度か書いてきましたが改めて書くと、本作のタイトルは、吉野源三郎が1937年に発表した児童向け小説の題名と同じです。宮﨑駿監督は子供の頃にこの本を読んで大変感銘を受け、それで今回、自作のタイトルに借用させてもらいました。しかし、映画の中身は吉野の小説とは全く別で、宮﨑監督の完全なオリジナルです。
> https://www.ghibli.jp/info/013753/ 2023-08-02 引用

感想としては、映像と音は良かったけどストーリーとかはうーんという感じでした。
素朴に自分の教養が足りないなと。ちょうどクラシック音楽に対する印象です。いろいろバックグランドとかを知っていると楽しめるけどそれだけ接種するとわけわからんみたいな。逆にその辺りが分かっている人が見るとだいぶ面白いだろうなーと思いました。

2023年8月1日火曜日

映画 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE を観た

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE ブルーレイ+DVD(ボーナスブルーレイ付き) [Blu-ray]

ずっと待ってました第二弾。第一弾はトップガンでした。

個人的にはディープな重い感じがして楽しかったです。ただ、3時間弱の上映時間は単純に疲れちゃいましたね。もう少し短めでおなしゃす!期待値が高かった分、過去作と比べるとちょっと満足度は下がっていたりもします。
一番のお気に入りのシーンはカーチェイスシーンです。コミカルさとスピード感が溜まらなかったです。あと、パリスの車に乗り込むシーンが私のフェチに刺さりました。

映画を見慣れていないパートナーからは、何もわからなくて楽しめなかったと言われてしまって、あーそうかもと思いました。スパイ映画のお約束とか分からないと登場人物が多くて難しいかも。また、自分も過去作品を全部見ているわけじゃないので分からない部分もありました。

IMF - 主人公が所属する世界平和のために頑張っている国に依存しない独立機関…?元CIA下
CIA - アメリカの情報機関
MI6 - イギリスの情報機関
エンティティ勢 - 今回の敵役。ロシアが開発して原潜に搭載して実験してたAIで暴走。 "それ" と翻訳されてた。AIなので、現実介入の登場人物としてはガブリエルとパリスの2名が出てた。
鍵 - エンティティを制御できるとされている物理鍵。世界の派遣が取れると思っているのでみんなで奪い合っている。でも、別の問題としてその鍵をどこで使うものなのか知っている人間が少ないために、これが3つ目の鍵扱いされている。
デッドレコニング - 位置情報は対戦において最も重要。GPSを使えば位置が正確に分かる。ただし、海の中に潜ってしまうと電波が通らないので分からない。そこでジャイロセンサーと呼ばれる傾きや加速度が分かる装置によって積算することで位置を把握する方法。ただ、積算なのでどんどん誤差が広がっていくので補正のため浮上しないといけない。映画では装置によって誤差ゼロで補正しなくてもよいので圧倒的優位な潜水艦という形で表現されていた。

分からなくなっちゃったのは、ベネチアのどっちかを選べのシーンであのやり取りと格闘シーンでした。どちらも美人で顔の区別もできなくてよけい分からなくなってしまいました。

2023年7月29日土曜日

映画 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE を観た

 めっちゃ面白かったしストーリーよかったです。あまり自分の周りで話題になってなかったけどテレビアニメ好きだったら絶対おすすめ。

正直、サイコパスシリーズのストーリーは、ラスボス(シビラ)が分かったと思ったらコングレスとか出てきて、ハイパーインフレ化し過ぎてうーんと微妙に感じていたところがありました。映画はその辺りあんまり気にならなく観たいサイコパスでした。

要所要所の作画凄すぎてアニメってすご〜〜ってなりましたし、表情よすぎ。
アクションがガンも組手もどんだけやってくれるんだって感じ。多過ぎるぐらい。めっちゃミリミリしてた。その代わりいちゃつき萌え要素少な目だったのでそこは残念。

ドミネーターのサラウンド感はファンサがえぐいなと思いました。天才。


ところでストリーラインについてサイコパスに関係なく、軍事レベルのシステムに簡単に介入できる・されるはやめた方が良いなと感じています。色んなことがハイパーインフレしちゃうし、逆にそれができるのにこれはできないのっていうちぐはぐ感もついてきちゃうので。

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE - Amazon

2023年3月18日土曜日

映画 Winny を観た

私がP2Pとかに興味を持ったソフトについて映画化されたので、観てきました。
きちんと、ドキュメンタリー映画で良かったと思います。金子さんのキャラクターがよく分かる感じでした。
あと、愛媛県警の裏金問題は全く知らずこの映画で知ったので、日本もこういうレベルで汚職って普通にあるんだと思いました。

ところで、中立ではないと述べている意見をちらほら見ました。ドキュメンタリー映画は事実に基づいたもので、どう見せるかという観点では中立である必要性はない。というよりも、何かを伝えたくて映画にしているので、基本は中立ではないと私は思っています。映画で得た感情に流されずにこれをきっかけに事実を並べて自分なりの意見を持つのは良いことだと思います。

さて話を戻して。当時技術を知らない中学生でしたが、Winnyの報道は何か的外れだと感じていて、それでマスメディアというのは信用できないんだなと覚えた記憶があります。

しかし、私はWinny擁護派ではありません。
というのも、当時LinuxディストリビューションのCDイメージをダウンロードする方法としてTorrentというP2Pソリューションを使っていました。そのため、キャッシュコントロールができず、むしろハッシュタグベースで積極的にキャッシュコピーを作って中継するWinnyはどうなんだろうという違和感がありました。当時は匿名化やプライバシー保護については知らなく関心もなかったのです。
一方で、いま改めて思うと、匿名化とミキシングについては、プライバシー保護になり、まさに県警の裏金問題のファイルとかの観点では示唆するものがあります。(「警察裏金」実名告発の幹部が私に教えてくれた事 - 東洋経済オンライン
したがって、著作権侵害ほう助という指摘に対しては、国家の暴力装置に対抗しうるレベルのプライバシー保護技術を考えたときの実験的な手法にすぎない という反証の仕方があったかなと思います。
法的な観点でどうあるべきかは統合的に考えるとかなり難しく、最高裁で示されるべき典型的事例だったとは思われ、最後まで裁判続けた金子さんや弁護士団やサポートされた方々には敬意します。
映画の中で知った金子さんのキャラクターによれば本当に悪意はなかったんだろうなと思う一方で、どのような使われ方をするかは自明で、そのアンバランス感が悲劇だったと言えそうです。技術者倫理の教育の重要性を改めて思うところです。


2022年12月18日日曜日

映画 アバター:ウェイ・オブ・ウォーター を観た

正直興味はあまりなかったのですが、誘われたのと映像技術の観点で気になったので体験しに行ってきました。

2009年の初代アバターは確か親に連れて行ってもらいました。3Dが売りだったと思います。自分はその表現がとにかく合わなくて。疲れて酔ってしまう感じ。ストーリーとかもそこまでという印象でした。そこから13年の月日を経てどうなったのか。

残念ながらやっぱり私には諸々合いませんでした。
アバターは飛び出す3Dではなく奥行きを出す方らしいのですが、それでも手前に置かれた前ボケとかに目線が行ってしまって、焦点あっているのに映像的にボケた映像を見て脳が混乱するみたいなことがたくさんありました。火の粉みたいなパーティクル系がいい感じに受け取れました。
3Dゴーグルで明るさが半分程度になっているのもちょっと目につらかったです。
気になっていたHFR(ハイ・フレームレート)については、フレームレートの変化とかはあまり違和感なく見ることができました。多くの人はHFRのシーンかはすぐにわかるそうなのですが、私は鈍感でそのあたりはあまり分からず。
ただ、特に前半、初期の4Kを見ているような感じを受けてしまっていました。没入感ではなく作り物感をすごい感じてしまったんですよね。これがHFRのせいなのかこなれてないからなのかは先述べたとおり不明です。いずれにせよ最近感じてなかった作り物感を久しぶりに感じてしまったというのが所感です。

もはや、ここまでだと少なくとも3D映画は私には今のところ本当に合わないんだなという感じでした。

ストーリーについても、特にウクライナが侵略を受けているせいか、こうなんかしっくりせず、またイデオロギーを感じるその構成についても、どうも納得感なく…。

アバターシリーズはなんと5つまであるそうです。少なくとも次のアバター3は2024年公開予定とのことで。三部作どころでなかった…!
私はここまでどれも楽しめなかったのでちょっと映画館に足を運ぶことはなさそうです。

ところで、全然気づいてなかったのですが、監督はジェームズキャメロンさんなんですね。ターミネーター・タイタニック・アバターとビッグタイトルがすごいです。言われてみると、ストーリーラインやアングルとかには一貫性を感じますね~。

2022年11月13日日曜日

映画 すずめの戸締り を観た

 本当は夏映画だったのかな~と思いました。

個人的にすごい刺さってしまって、オープニング前からあ~~これは本当にだめなやつだ~とずっと涙たらたらしながら観てました。日常ものに弱いんです。
ストーリーは賛否両論あると思うのですが、私にとってはこの映画をこのタイミングでみれたことはある種の救いになりましたし良かったです。

音楽とかも映像も諸々ツボでしたね。声優さんも本当にすごいなーって思います。

新海監督の作品は、君の名はからみ始めて、秒速5センチメートルや言の葉の庭などをいくつか履修しています。言の葉の庭はかなり好きですが、安定感はやはり、君の名は。天気の子、今作だと感じます。チームがでかいというのはやっぱりそのまま安定感に直結していると思います。それは良い意味です。

この新しい三部作はどれも好きな作品で、面白さとかでいうとベクトルが地味にバラバラだと思っています。だから、どれが好き?って聞くと結構ばらけるんじゃないかなーと。
それにしても、この三部作。どれも震災を扱っているというのは驚くべきことなんじゃないかなって思います。それでいて自分はスッと受け入れられる。中々当り前なことじゃないと思います。

次回作がどうなるのかは分からないですが、監督の作品は楽しみでどのような方向でもまた映画館に行きたいなと思っています。

2022年10月29日土曜日

インド映画 RRR を観た

 これはもう人生の中でよかった作品に入っています。

バーフバリという作品でかなり知られたS・S・ラージャマウリ監督の新作です。RRRもすごいヒットして、その名声を確固たるものにされたと思います。
思うんですが、まだまだ認知は映画ファンの中で留まっているような気がします。
Youtubeでダンスシーンが丸々公開されているのですが、これがもう世界的に再生されて2022年のワンシーンというぐらいになっているそうです。(Youtube社のまとめ動画にもがっつり移っている程度に)

ダンスミュージックいっぱい入っている
ダンスシーンかっこよすぎる
アクションシーンえぐい
ストーリー最高過ぎる

特に侵略戦争が堂々と行われている今、この作品が見れて本当に良かったなと。
映画の設定が1920年代英国植民地時代のインドということで、それで話が進んでいくのですが。人の尊厳や人権を自然に感じられます。こういったことを直視ばっかりしていたらメンタルが持たないのですが、こうやってエンターテインメントに交えて伝えられていくというのはやはり人間の本質なのでしょうか。
(アバター2はそれでも合わない~って思ったりするのでこの辺はなんでもよく感じるというわけじゃなくてビューポイントや感性の違いは普通にありますw)

インド映画というと、とっつきにくい感じを受けてしまいがちですが、本作については明らかにカンフーとかEDMとか我々になじみあるビッグジャンルの影響やオマージュがされていて、スッと身体に入ってきやすい仕上がりになっていると思います。

ムスリムさんとかそのあたりの知識がないとちょっと分かりにくいところはあるかもです。あれ、そういえば本作はヒンドゥー教はほとんど描写なかったようなと今気づきました。今のモディ首相の政策がヒンドゥー至上主義でちょっと問題になっているので、あえて平等に扱っていないのかもしれませんね。

ところで2回観に行ったのですが、そこはあまり音響が良くなくて1回目ほど感動はしなかったです。シンセのうねりや繊細で濃密な低音がうまく再生できてなくて。同じ作品でも再生環境で揺さぶられる感情が変わってくるという事実。


2022年9月3日土曜日

映画 ブレッドトレイン をみた

 ブラピだけど、これはアクションどか~ん映像どーんなお金をかけたB級感ある作品だろうなと思って観に行く予定はありませんでした。
友達に誘われたのとちょっと別の記事を読んで気になったので観てきました。

\完全に予想通りでした/

お気に入りのアクションカットは冒頭のブリーフケース使うところです。
あれこれ詰め込んでる割にストーリーもうまく収めるなーと思いました。音楽との合わせもばっちりです。あと衣装や世界観の作りこみが凝ってて素敵。

観てから気付いたのですが、監督がDavid Leitchさんだったんですよね。
ジョンウィックやMr.ノーバディの方です。
尺は普通にあるのですが多少短くとも登場人物は一人減らした方が余裕はあったように感じました。

面白かったし見ごたえもあるけど、どーにも刺さりきらない何とも言えない気持ちになったので久しぶりに筆をとりました…w

原作はこちら


2022年6月11日土曜日

映画 シン・ウルトラマン を観た

私自身は幼少期からウルトラマンとか戦隊ものとかに関心がなかったらしく、全然特撮とかその辺のこと知らないんですよね。友人に誘われて行ってきました。

iPhoneとかGoProで取られたであろう映像やアングルなど見ごたえありましたし、「私の好きな言葉です」などキャラクターが立っていて楽しく見れました。

庵野監督のファンか?と言われるとそうではないと思っているのですが、もっと自由でいいんだ!みたいな気持ちにいつもさせてくれます。

2022年5月28日土曜日

映画 トップガンマーヴェリック

 COVID-19の影響で公開延期が延期になっていたずっと観たかったやつ。IMAXカメラ持ち込んで撮影とかいやでも期待しちゃうじゃないですか。

実は、初代トップガンは見たことがなかったのですがアマプラで無料で観れたのでチェックしていました。想像以上に初代のあれこれががっつりだったので事前チェックしていたのは大正解でしたね~。

ストーリーとかはそんなに特筆するところがあるかと言われると思いつかないのですが、とにかくよくまとまっているし感情を揺すぶられるものがあります。一番印象的なのは、トム走りのシーンがあるところでしたw

素晴らしい映画だとは思いますが、ここまでもてはやされるのは個人的にはちょっと分かっていなかったりします。


2020年10月3日土曜日

映画 TENET を池袋グランドシネマサンシャイン で観た #TENETテネット

この映画を映画館で見れて幸せだなー
短いまとめ

  • ぜひ頑張ってIMAXに足を運んで視聴してもらいたい作品
  • ストーリーについては1度で理解できるものではない。できたらIQ200!しかし、アクションを始めとした映画ならではの醍醐味を存分に味わうことができ、後悔することはないとお勧めできる
  • 映画ファンも楽しめるし、私のように読解力が足りない人でも楽しめるはず。疑問がいっぱい残るので数人で行くのがおススメです
  • なんじゃこりゃ…と思ったらぜひパンフレットを買ってそういうことなのかー!ってなって2回目に行きましょう

観に行くまでの心境

COVID-19の影響もあってか新作TENETの宣伝として、ノーラン監督の過去作品が2週間ずつIMAXでリバイバル上映(再上映)されていました。
レンタルで視聴していて好きだったインセプションとインターステラーを観に行ったのですが、2つとも「まだ自分は本当の作品を観れていなかったんだ…」というあまりの衝撃を受けて、TENETは絶対IMAXで観るのだと心に決めていました。
ただ、彼の作品なら妄信的に何でも好きというわけでもなく、例えばダンケルクは私の共用不足もあってそこまで響いていませんでした。よって、気持ちをニュートラルに、期待値を上げすぎないようにしながら臨みました。

私が過去に見たノーラン監督の作品の感想

 


IMAXと映画館について

一緒に見に行く方に「せっかくなら池グラ行きますか・・・?」と誘われて、ちょっと遠いけど是非行きましょうとなりました。池グラとは、池袋サンシャイングランドシネマのことで数ある映画館の打ちの1つです。

ここで少しIMAXとは何かを簡単に紹介させてください。
IMAXとはいわゆるプレミアムスクリーンのブランドの1つで、通常の劇場よりも高画質・高音質を売りにしています。映画の大人料金は1900円ですが、IMAXでは2500円と少し割高になっているのが特徴です。

IMAXが導入されている映画館は増えてきており割と都市圏に出ればみることができるようになってきました。では、それなのになぜ"池グラ"なのか? これはIMAXにも実は種類が3つほどあるというややこしい事情があります。IMAXが日本に初めて導入されたのは2009年頃らしいです。(Wikipedia参照)。もう10年近く経ちますからその後に似たようなプレミアムスクリーンの競合が出たり設備的な古さが出たりしました。そのため、IMAXも進化しておりバージョンがいくつかある形になっているのです。

池グラは、日本に大阪と東京の2つしかない最新のIMAX「IMAXレーザー/GTテクノロジー」を体験できる映画館なのですっ。
なお、このGTテクノロジーはスクリーンサイズに特徴がありビルの高さ6階建てに相当するバカでかいスクリーンを有しています。劇上に入ったときは壁がそそり立っているのを感じました。スクリーンサイズの大きさにより没入感を高めるのが狙いなわけです。

他のIMAXシステムも含めてこちらの記事がコンパクトで分かりやすかったのでリンクを貼っておきます。
今さら聞けない⁉︎ IMAXってなんだろう【知っておきたい映画館のこと】 - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
https://screenonline.jp/_ct/17369818/p2

GTテクノロジーは、国内にたった2つしかないため視聴に行くのが難しいところです。一方で、従前のグレードアップの位置づけである「IMAXレーザー」が導入されている映画館は増えています。こちらは、今の設備をグレードアップすることで実現できるため回収工事を進めている劇場が多いです。
「IMAXレーザー」とは、4Kレーザープロジェクターとサラウンドシステムが12chであることが特徴です。従前のIMAXと比べるとコントラストや明るさに差があります。また、音響面でも12chになることで音のつながりが劇的に改善されています。都市圏に住んでいてIMAXの劇場を選べる方なら、是非グレードアップしたシステムのIMAXレーザーを是非体験していただきたいところです。

TENETをIMAXでみる理由

IMAXは、プレミアムスクリーンの1つですが、撮影からポストプロダクション(撮影後の編集)についてもフォローがあります。詳細は把握していないのですが、高画質・高音質を担保するためにクリエイターにそれらの機材やガイドラインが提供されているようです。

ノーラン監督はIMAXを好んでおり、これに合わせて作品を仕上げています。撮影もあほみたいに大きなIMAXのフィルムカメラを用いて撮影していることで有名です。IMAX上映されているものがすべてIMAXにふるふる最適化された作品ではないのですが、本作品に限って言えば間違いなくIMAXに最適化して作りこまれています。

クリエイターが意図したとおりに視聴できる環境がIMAXで、IMAXを意識して作られた作品をみることができる というのが特別なのです。

TENETの感想

ようやく本番…

みんなが口をそろえて言う通り、ストーリーと描写は意図的に難しさがあります。1度見ただけではさっぱりです。
一緒に行った方は教養があり、かなり多くの部分を正確に理解されていましたが、それでも「そういうことだと思う」という範疇で1度でしっくりできる体験ではありません。なお、当の私は本当にさっぱりでなんもよく分からないうちにすごい映画を見て、分からないけど良かった~となっていました。

はたして、そのような難解な映画が面白いといえるのでしょうか? 普通ならばNoなのですが、この作品は違います。分からなくても本当に大事なエッセンスは誰でも分かるようになっていて「観てよかった…!」と思わせてくれるものがたくさんあります。 例えば、次のようなものがあげられます。

  • 観たことがない逆再生シーンの数々。これを盛り込んだアクションシーン。ガンアクション、格闘、バンジー、カーチェイス、ヨット
  • 世界各国の圧倒的な情景
  • 難解な物語の中でも、シンプルに分かりやすいいくつかのストーリー

したがって、私としては、気負うことなく予算200億円がぶっこまれたど派手なアクション映画を観に行くぐらいの気持ちで劇上に行くのがおすすめです。


 ストーリーを追うことが全然できなかった私は、エンディングロールで「やべぇ、なんも分からねぇ…。でも、よかった…。とにかく解説が書いてあるだろうパンフレットを今すぐ買いたい」そんな心境になっていました。最後のそれは気付けよ みたいなところも気付かなくてみんながジーンとしてるシーンも実は分かっていなかったことがパンフレットを読んでから気付きました。ここで涙だばだば。
ただ、他の友達に話を聞くとそれもちょっと分かりにくくしてあるとのことだったので私だけではないはず。人生の中でみた作品の中で最も難解だと感じたし、わざとそうしているのが分かったのでそこは本当に興味深いです。それなのに、見てよかったと感じてしまうところがすごいと思いました。

パンフレットについて

パンフレットには、まさに私がこういうことであってる?ここが全く分からなかったのだけど… という点について9割近くフォローされた解説記事がありました。解説記事は公式な見解ではなく、あくまでもライターの見解によるものとされていますが、映画から読み解ける事実ベースで書いてあるので分かりやすく納得感があるものでした。

某オブジェクトが突っ込むシーンどうなってるの?みたいな部分をインタビューで触れられているので、内容がよく理解できた方でもお勧めできるパンフレットです。

パンフレットを読みながら思い返すと、ストーリーはそこまで難しくないことに気付かされます。むしろ、わざと分かりにくく表現していることが分かります。ここが本作の魅力の1つで、もう一度理解したうえで行きたい…!と思わせるところなんだと思います。どこまで狙って作っているのかは分からないですが、こういった部分が世界観や設定をより一層魅力にし、作品そのものの魅力をぐんと高めています。つまり、語りたくなる要素がいっぱいです。

最後に

そんなこんなで、すっかりTENETが気に入ってしまった私です。インターステラーも私のお気に入りの作品の1つですが、大変分かりやすく終わるのとは対照的な作品でした。難解でこんなの分かるか!と思った設定も紐解けばそこまで難しいものではなく納得感ある仕上がりになっています。しかし、単純に全てすっきりになるようにもなっていないので、ワイのワイのと語り合うことができるものです。1つの作品でこんなにあれこれ思いを巡らせて語れて心が動かされるなんてなんて素敵なことでしょうか。作品が持つ不思議な力を改めて感じることができる映画でした。

2017年10月1日日曜日

映画 ダンケルクを観た

インセプションの監督さんですね。
と言うのはあまり知らなくて、元々日本で始まる前からやばいやばいという感想が伝え聞いてた本作。1の日に観てきました。

自分は席と時間の都合でIMAXではなく、通常のシアターで見たのですが最初から最後まで息がつまりっぱなしでした。

ダンケルクというのは第二次大戦の撤退の作戦。というのは聞いていました。
陸海空の3方面から描いていているのですが、最初に出てくる時間の意味は見終わってから理解しました。
単純に3方面から描いているのでブツブツ切れるのか?というとそうじゃないんです。サントラのせいで切れ目がほぼないんです。
救いがなくていつ死ぬかいつ死ぬかまだ生きてる…。みたいな状況がずっと続いて正直とても心臓に悪かったです。

あと、台詞がとても少ないです。映像と音だけなのに強烈なメッセージ性と体験をさせてくれます。
ぜひこれは行けるならば、IMAXで見てほしい作品だと思いました。

2017年7月20日木曜日

ジョン・ウィック:チャプター2 を観た


ちょうど仕事終わりでタイミングが良かったので映画でも見ようかなーと。
特にみたい!というものもなかったのですが、普段手を付けないようなものを手出してみました。
ジョンウィック自体はたぶん結構有名な作品で評価も高い。というのは聞き及んでいましたが、R15なバイオレンス映画でどうなんだろうなぁと
見送っていたのでした。

結果的には、かなり面白く、またもう何回か見直してみたいなーと思えるものでした。
1作品目を観ていないわけですが、ストーリーがわからん。ということも全く無くてスクリプトもよく考えられてるものでした。
殺し屋の世界観(ストリートしてはコンチネンタルホテル)みたいのが見事に作り上げられていてぐいぐい引き込まれてしまいました。
たぶん、3分の1ぐらいはアクションしてるんじゃないか。ってところで、そこの見ごたえも良かったです。

キングスマン、また見直したいな〜
映画、キングスマンを観た

2017年6月1日木曜日

夜は短し歩けよ乙女 を観た

よーやく、観に行くことが出来ました。
元々、四畳半畳神話大系が記憶に残っていて、きっと本作も絶対良いに違いないと思っていました。
調べると湯浅監督ってクレヨンしんちゃんの映画とかにも関わられているお方だったのですね。

かなり突拍子もなくなんじゃこりゃ?って思うところも度々ありますが、観終わったときには妙な納得感があるところが素晴らしい仕上がりです。

2017年3月1日水曜日

映画ソードアート・オンラインオーディナルスケールを観た

感想を書こうと思って2ヶ月経ったので忘れてしまった
原作者が脚本書いているということで、TVアニメの続きという感じでした。
予算かかってそ~というのも伝わってきました(ぇ
映像も音楽も大変に良かったですね。

サントラとか買ってないや…

2016年11月23日水曜日

映画 この世界の片隅に を観た

ひとまず記録だけ。
映画しか見ていません。
ツイッターで大絶賛されていたツイートを見かけて。
良い作品はあると感じたけれど、自分の中では絶賛というところからはギャップがある感じ。
にわかだからかな?

良い作品なのは間違いなくて。
なんちゅーか、祖父・祖母の戦争体験の話を思い出してしまうのでこのへんで。

2016年10月1日土曜日

映画 聲の形 を観た

ひとまず、観たという記録だけ。
自分は映画しか観てないです。
一緒に行った人は原作のほうが良かったという意見多し。