2022年12月31日土曜日

2022年を振り返る

毎年振り返っているつもりでしたが、2019年で止まっていてこわいなと思いました。
なんかもうずっと余裕がない感じ。どうしてでしょうか。
ライフイベントが2個ほどやってるので、まぁ仕方ない。落ち着くための仕込みをいっぱいやっていたということにしておきましょう。

2023年はもう少し余裕持ちたいです。気持ち的に。健康第一は変わらず。
あと、vtuber活動も1年止まっちゃっていたのでなんとかしたいですね~。

  • COVID-19はすっかり日常に。ニューノーマルとはうまく言ったものである
    • 毎日通勤して、会議室に足を運んでたりしたのが全く思い出せない
      オンライン会議は多くの場合に快適
    • ちょっと声をかけるとかの概念が消失してしまった
      うまくやっているところはチャットツールで補っているのだろうが、うちのチームは微妙だと思う
    • すっかり親戚づきあいがなくなった。例えば施設に入ったり、本家に集まらなくなったりとかで。あんな当たり前だった家族交流が簡単になくなるんだなと思った
  • ロシアが大規模な侵略戦争を行っている
    • 2023年も進行形。最悪。
    • 残念ながら核兵器を持った常任理事国が侵略戦争をしているというのが事実で、これを止めることができないのが今の世界
    • メンタルダメージがひどい
    • 自国がこのような侵略行為をしないように平時からその予兆には敏感であるべきだと思う。例えば、表現規制とか。
  • 歯を5本治したり、親知らず抜歯で入院したり
    • 引越ししてなかったらかかりつけ医で放置状態になっていたのでたぶんあまりよくなかったのでたなぼた と信じてます…
  • お試し同棲を始めた
    • 気になっていた方にちゃんと振ってもらって、また別の方とちゃんとお付き合いすることになった(人生何があるかよーわからん)
    • 同性について噂の根拠なき社会の壁を感じた(具体的には物件審査に落ちた。事前に確認してたのに)
    • 引越しは何回してもめんどくさい
    • やっぱりお試ししないと分からないことはいくつかあって揉めたが、ありきたりな話ではある。想像以上にスムーズに生活できちゃっている
  • ローパフォーマーになりそう
    • うーーーーん。やや解せぬと思いつつも仕方ないと認識しているところもある。まぁ人生長いし、そういうときもあるよなと思うことにした。
    • キャリアが短い後輩くんが課題意識をもってどんどん取り組んでうまくいっているのが見えているので、ロールモデルが見えてるのは嬉しい
    • ジョブレベルが1個低いと思っているのだが、ついにその上限に来てしまって昇給とまるかも。タイミング悪いなーって感じ
  • セクシャルマイノリティの当事者になった
    • 元々ずっとこの辺りについては関心があったのですが、自分が当事者になるとはあんまり思っていなかった。きっとそういう気質があったから関心があったのでしょう。
    • というわけで、今のところは生理学的に子供はできず、また結婚もしたくとも法的にできず…。
    • 結婚の大きな目的の1つとして生計を一にするというのがあると思うのですが、これができないのはやっぱり最小の共同体としては結構きついです
    • また、どうやって親に紹介したらいいか悩んでおり、今は黙ってます
    • 一方で、今回みたいに割とオープンに言うようになりました
    • なぜなら、結婚できないから。先人たちが頑張って運動してくれたおかげで比較的オープンに言えるようになりました。結婚したいのであれば当事者が先人のバトンをつなぐぐらいはしないといけないのです。
    • パートナーシップ制度は結婚とは全く違うものなのでどうぞよろしくです。
  • マイホームを買ってしまった
    • まだ結婚してないのに… (いや、できないんだけど、それはそれ)
    • 元々日本脱出みたいなことを考えてたこともあるのですがCOVID-19で変わったなと感じていました
    • 仕事部屋と生活部屋が一緒のワンルームでは気分のオンオフがうまくできず、体調を崩していたのでちゃんとした住環境が欲しいなと思っていました
    • 年齢的に早すぎるということは実はありません。35年ローンってこわい。貯金も気付いたらあって資産運用するにはちょっと難しい市況。もう別れても家買っちゃおとなりました
    • 都市部に近くかなり立地はいいのですが、川の氾濫が不安です。激甚化している昨今の災害に対しては舐めプだったかもしれません。しかし、土地がなかなかないんです。20年もってくれという低い気持ちでいます
ではでは。

2022年12月18日日曜日

映画 アバター:ウェイ・オブ・ウォーター を観た

正直興味はあまりなかったのですが、誘われたのと映像技術の観点で気になったので体験しに行ってきました。

2009年の初代アバターは確か親に連れて行ってもらいました。3Dが売りだったと思います。自分はその表現がとにかく合わなくて。疲れて酔ってしまう感じ。ストーリーとかもそこまでという印象でした。そこから13年の月日を経てどうなったのか。

残念ながらやっぱり私には諸々合いませんでした。
アバターは飛び出す3Dではなく奥行きを出す方らしいのですが、それでも手前に置かれた前ボケとかに目線が行ってしまって、焦点あっているのに映像的にボケた映像を見て脳が混乱するみたいなことがたくさんありました。火の粉みたいなパーティクル系がいい感じに受け取れました。
3Dゴーグルで明るさが半分程度になっているのもちょっと目につらかったです。
気になっていたHFR(ハイ・フレームレート)については、フレームレートの変化とかはあまり違和感なく見ることができました。多くの人はHFRのシーンかはすぐにわかるそうなのですが、私は鈍感でそのあたりはあまり分からず。
ただ、特に前半、初期の4Kを見ているような感じを受けてしまっていました。没入感ではなく作り物感をすごい感じてしまったんですよね。これがHFRのせいなのかこなれてないからなのかは先述べたとおり不明です。いずれにせよ最近感じてなかった作り物感を久しぶりに感じてしまったというのが所感です。

もはや、ここまでだと少なくとも3D映画は私には今のところ本当に合わないんだなという感じでした。

ストーリーについても、特にウクライナが侵略を受けているせいか、こうなんかしっくりせず、またイデオロギーを感じるその構成についても、どうも納得感なく…。

アバターシリーズはなんと5つまであるそうです。少なくとも次のアバター3は2024年公開予定とのことで。三部作どころでなかった…!
私はここまでどれも楽しめなかったのでちょっと映画館に足を運ぶことはなさそうです。

ところで、全然気づいてなかったのですが、監督はジェームズキャメロンさんなんですね。ターミネーター・タイタニック・アバターとビッグタイトルがすごいです。言われてみると、ストーリーラインやアングルとかには一貫性を感じますね~。

2022年11月13日日曜日

映画 すずめの戸締り を観た

 本当は夏映画だったのかな~と思いました。

個人的にすごい刺さってしまって、オープニング前からあ~~これは本当にだめなやつだ~とずっと涙たらたらしながら観てました。日常ものに弱いんです。
ストーリーは賛否両論あると思うのですが、私にとってはこの映画をこのタイミングでみれたことはある種の救いになりましたし良かったです。

音楽とかも映像も諸々ツボでしたね。声優さんも本当にすごいなーって思います。

新海監督の作品は、君の名はからみ始めて、秒速5センチメートルや言の葉の庭などをいくつか履修しています。言の葉の庭はかなり好きですが、安定感はやはり、君の名は。天気の子、今作だと感じます。チームがでかいというのはやっぱりそのまま安定感に直結していると思います。それは良い意味です。

この新しい三部作はどれも好きな作品で、面白さとかでいうとベクトルが地味にバラバラだと思っています。だから、どれが好き?って聞くと結構ばらけるんじゃないかなーと。
それにしても、この三部作。どれも震災を扱っているというのは驚くべきことなんじゃないかなって思います。それでいて自分はスッと受け入れられる。中々当り前なことじゃないと思います。

次回作がどうなるのかは分からないですが、監督の作品は楽しみでどのような方向でもまた映画館に行きたいなと思っています。

2022年10月29日土曜日

インド映画 RRR を観た

 これはもう人生の中でよかった作品に入っています。

バーフバリという作品でかなり知られたS・S・ラージャマウリ監督の新作です。RRRもすごいヒットして、その名声を確固たるものにされたと思います。
思うんですが、まだまだ認知は映画ファンの中で留まっているような気がします。
Youtubeでダンスシーンが丸々公開されているのですが、これがもう世界的に再生されて2022年のワンシーンというぐらいになっているそうです。(Youtube社のまとめ動画にもがっつり移っている程度に)

ダンスミュージックいっぱい入っている
ダンスシーンかっこよすぎる
アクションシーンえぐい
ストーリー最高過ぎる

特に侵略戦争が堂々と行われている今、この作品が見れて本当に良かったなと。
映画の設定が1920年代英国植民地時代のインドということで、それで話が進んでいくのですが。人の尊厳や人権を自然に感じられます。こういったことを直視ばっかりしていたらメンタルが持たないのですが、こうやってエンターテインメントに交えて伝えられていくというのはやはり人間の本質なのでしょうか。
(アバター2はそれでも合わない~って思ったりするのでこの辺はなんでもよく感じるというわけじゃなくてビューポイントや感性の違いは普通にありますw)

インド映画というと、とっつきにくい感じを受けてしまいがちですが、本作については明らかにカンフーとかEDMとか我々になじみあるビッグジャンルの影響やオマージュがされていて、スッと身体に入ってきやすい仕上がりになっていると思います。

ムスリムさんとかそのあたりの知識がないとちょっと分かりにくいところはあるかもです。あれ、そういえば本作はヒンドゥー教はほとんど描写なかったようなと今気づきました。今のモディ首相の政策がヒンドゥー至上主義でちょっと問題になっているので、あえて平等に扱っていないのかもしれませんね。

ところで2回観に行ったのですが、そこはあまり音響が良くなくて1回目ほど感動はしなかったです。シンセのうねりや繊細で濃密な低音がうまく再生できてなくて。同じ作品でも再生環境で揺さぶられる感情が変わってくるという事実。


2022年10月13日木曜日

#Linuxのしくみ ―実験と図解で学ぶOS、仮想マシン、コンテナの基礎知識【増補改訂版】を読んで販売イベントに参加した

感想

これは大変お勧めできる一冊になっていました。仕事でLinuxを普段使いしている方や学科の方なら5~6時間で読むことができる塩梅になっていると思います。入門に最適でステップアップした場合の本も紹介されています。

良かった点は次の通りです。
  • 章立てと内容の深さの塩梅が大変ちょうどよくできていること
    • 頭から順番に読むだけで理解できるように十分な配慮がされていること
    • 1章は30ページ前後になっており途中で挫折にしにくいようにコンパクトになるようになっていること
  • フルカラーで理解が容易にできる体裁に仕上げられていること
    • グラフだけでなく、図、表、コラム、章立てなどもカラーになっており、トータルデザインされていること
    • 文字間が詰まっていないこと
  • コンテナ・仮想化などクラウドベースで使っている方が抑えておきたい内容が追加されたこと
  • 実験プログラムが、GoやPythonを知らなくても分かる程度のコンパクトであること。コメントやメッセージは日本語で書かれており斜め読みしやすいこと

4年越しの改定となっていますが全く別の本と言ってよいと思います。前回途中で読むのを止めてしまった方にこそお勧めしたいとまで思いました。章立てと内容の深さの塩梅が丁度良く思いました。コンテナや仮想化などクラウドベースで使っている方が抑えておきたい内容も追加されています。

既に多くを知っている方も簡潔な説明の仕方や図が参考になると思います。 また、意外にこれ知らなかったという発見もあるでしょう。例えば何となく使っているシェルのジョブ管理など

なお、この本の真骨頂はソースコードを写経して自分の手で動かすことにあります。頭で知っていることと肌感覚で理解していることにギャップがあるのは経験があるかと思います。コードも実行するだけよりは手打ちすることがおすすめです。

出版記念イベント

https://connpass.com/event/261999/

ありがたいことに、こちらのイベントについてバーター役として声掛けをいただきまして進行や相打ち役をさせていただきました。
残念ながら録画や配信はなかったのですが、参加者の方からも多くの質問があり楽しんでいただけたようで良かったです。
また、その中で数々の裏話がきけたのでこちらに残しておきます。

資料はこちらに上がっています。

  • フルカラー化と章が3つほど追加されているが販売価格が変わらないのはなぜか?
    • 出版社が頑張っているみたいです
    • 初版は冗長な表記が多く全文を見直しました(実質書き直しみたいなもの)。その結果、既存の部分が減ったので相殺されました。
  • 実験プログラムに、GoとPythonという2つのプログラミング言語が使われているのはなぜか?
    • 1つの言語だけでは実験の目的を叶えられないシーンがいくつかあったから。例えば、Goだとスレッドを作れない(カーネル側でなくGoランタイムが独自管理している)
  • 2つのプログラミング言語があるとできない人は大変ではないか?
    • (nekomatuからの所感)私は2つともできないけど内容を理解するのには困らない程度だったので、あまり言語については気にしなくてよいと思う
    •  
    •  C言語アレルギーの感想が多かったそうだが、Go言語アレルギーの感想とか出てこないか? ー> まだ販売日前なのでその点は不明。
  • 初版は1章当たりが重く見通しが悪かったので、最初に概要があると嬉しい
    • 実は概要も書いてたけど、冗長な文章の中に埋もれてしまっていた。今回は逆に概要も削ってすっきりした
    •  
    • (neokmatuからの捕捉)発表中にも述べたが、1章30ページとコンパクトになったので迷子になることは少ないと思う。また、改訂版だが書き直されているのでぜひ別の本だと思って読んでみていただきたい。
  • C言語が骨董品になりつつあること
  • カーネル屋さんはずっとC言語に囲まれているわけだが、利用シーンは急速に小さくなりつつある。単純に利用者数が絶対的に少なくなっているということに中々気付けない
  • マイコンなどでもC言語以外で書く機会は増えている時代。またソフトウェアの多くはネイティブアプリケーションやWebアプリケーションであろう

最後に全く関係ないですが、私はこの本に書いてあることは全て把握できていました。改めてカーネルが扱っている概念や範囲はそこそこ大きく大変だなと思うとともに、今までのキャリアについてちょっと自信が持てた気がしましたw

というわけで、ぜひお手に取ってみていただければと思います。

2022年9月6日火曜日

虫歯を5本も治した。もう本当に疲れた…

2年ぶり何回目かもう分かりません。

引越しして、かかりつけ医を変えたら治療を薦められたという次第

前回はこちら
左上7番が二次虫歯になって銀のインレーで治療した

今回の治療内容

左上4番は予防的な処置として少し削りました
左下7番と6番。どちらもインレーをしていて二次虫歯の箇所。7番はやってみたら思ったよりも深く麻酔が必要でした。しかし、インレーの処置ですみました。
右下6番は予防的な処置。こちらもインレーで二次。麻酔無し。
右下7番は8番側の裏。(抜歯済みだけど裏でアプローチ弱かった)ぼちぼち。麻酔無し

通院のきっかけ

今回は右上に痛みが出てきたので、定期検診から2か月経ったぐらいですが通院しました。
上述の通り、引越ししたので新しい病院に行きました。
そしたら、肝心の症状のある所はくし張りのようで治療不要だが他の箇所が多数指摘された格好。
2か月前にクリアって言われたから、え・・・?ってなりました。

前の病院も今の病院も、設備投資がしっかりされてそれなりに意識が高い良い先生だと思います。
どちらも自信過剰な感があるのですがまぁそれはさしおいて。

ある医者はシミといい、ある医者は虫歯という

元々、右上4番と右上7番は初期虫歯で観察しましょうと言われて2年近く過ごしていました。
右下については虫歯ではなくシミと説明を受けていました。
それが新しい病院では全て虫歯と診断されました。左下も新しく発覚した箇所ですね。

定期検診で指摘すらされていない箇所は、前の病院がいまいちだったということで納得できます。
一方で、シミと言われたのが虫歯になるとはいったいどういうことなのでしょうか?

新しい先生に言わせるとこれは考え方の差だそうです。
私からすると、今の歯科業界では判断しきれないだけでしょと思ってしまいました。

なお、新しい先生は積極的に削るポリシーだそうです。表面の観察だけでは中の浸潤具合が分からず結局進行していることが多いからとのこと。
実際に、右下7番は的中してしまった格好です。一方で他の歯はそうでもなかった。

やっぱり虫歯は作ってしまったら観察も診断も困難で詰みなんです

定期検診をしても防げぬ虫歯

私は6か月毎に定期検診に通っています。この10年4つのお医者さんに、毎回きれいですね、磨けてますねとずっと言われていました。でも、実際には2年毎ぐらいにどこかしら治療している。
まだ磨き残しや生活習慣に問題があるのか……。もう本当にがっかりしますし、今回ここまで正反対のことを言われたのは初めてだったので、いよいよ歯科業界全体に恨めしい気持ちになってしまいました。いや、まぁ私が悪いわけですが。

治療履歴や症例集めはもっとされるべきではないか

もっと機材が進化したり症例が集まって解析が進むべきなのではないかと思いました。お医者さんの経験や学会・論文を読んでいても派閥とかで傾向が変わってしまうように思われるのです。さらなるサンプル収集と解析に基づいて、もう少し診断精度が均一化してほしいなと思います。


さて、こんなことを書いている私ですが、自分の治療履歴がもう分からない。
どこをいつどんな風に治したかが分からないんです。
治療履歴はトップクラスのプライバシー情報ですが、匿名化などを条件にデータは吸い上げられて医療に貢献するようになったほうが21世紀にはふさわしいように思えます。

また、患者自身もある程度は振り返れるように、標準化された治療履歴電子手帳みたいのがあると嬉しいなと思います。
だって、引越しをしたりしたら治療履歴をどうやって他のお医者さんに持ち込むのでしょうか?

歯周ポケット10㎜

虫歯じゃないですが、横向き完全埋没の親知らずについて歯周ポケットが10mmと大変なことになっていました。

歯の土台になる歯槽骨という骨があるのですが、そこが溶けっちゃっています。
前のお医者んでも歯周ポケットの説明はあったもののレントゲン診断で様子見でよいとされていました。2022年1月ごろにレントゲン撮って指摘なかったけど、新しい病院では画像診断でもやっぱり確実に溶けているから抜歯の治療が必要と言われました。

なので、月末に大病院で入院して下の左右の親知らずを抜歯する予定です。

おわりに

もうほんとうにまいっちゃいました。まだ若いのに不安です。
貯金して歯が全部なくなっても安定したインプラントできるように頑張りたいともいます。(あきらめの極致)
経緯から非常に不快な気持ちになりました。しかし前向きに考えれば、左下7番もインレーの範囲で処置できたし、歳をとるほど歯槽骨の回復が悪くなる親知らずの抜歯の機会を得ることもできました。
歯については放置していいことはなくて、用経過観察でも処置でもやっていくのがベストです。
歯医者さんや医療メーカーの方々には、もっともっと医療技術を高めていただき救っていただければ幸いです。もちろん、自衛は頑張ります。

フロスは大事


研磨剤無しなので電動歯ブラシとベストマッチ


歯の再石灰化に必要なミネラルを補給


2022年9月3日土曜日

映画 ブレッドトレイン をみた

 ブラピだけど、これはアクションどか~ん映像どーんなお金をかけたB級感ある作品だろうなと思って観に行く予定はありませんでした。
友達に誘われたのとちょっと別の記事を読んで気になったので観てきました。

\完全に予想通りでした/

お気に入りのアクションカットは冒頭のブリーフケース使うところです。
あれこれ詰め込んでる割にストーリーもうまく収めるなーと思いました。音楽との合わせもばっちりです。あと衣装や世界観の作りこみが凝ってて素敵。

観てから気付いたのですが、監督がDavid Leitchさんだったんですよね。
ジョンウィックやMr.ノーバディの方です。
尺は普通にあるのですが多少短くとも登場人物は一人減らした方が余裕はあったように感じました。

面白かったし見ごたえもあるけど、どーにも刺さりきらない何とも言えない気持ちになったので久しぶりに筆をとりました…w

原作はこちら


2022年8月1日月曜日

下の親知らず2本を入院して抜歯した

 引越してから歯が痛むな~と思って、新しいかかりつけ医に行きました。新しい病院に行くとだいたいぐるっと全部みたり歯周ポケットのチェックをしたりします。そこで、左下の親知らずの部分が10mm以上のポケットがあり抜歯をすすめられたという次第です。

まとめ

  • 左下の親知らずの部分が10㎜以上の歯周ポケットがあり、抜歯処置を勧められました
  • 水平埋伏(完全に埋まっていて横向き)で、神経に近いため、口腔外科がある大病院への紹介になりました
  • 大病院で相談した結果、反対の右側も処置することにしました
    • 今は問題ないがあっても有効活用できず、将来的に左と同じようになるリスクがあること
    • 削った骨や部分は20代前半なら戻るが30代だと戻りきるかは怪しく、歳を重ねているほどその具合はよくないということ
  • 2泊3日と豪華な入院をすることにしました
    • 抜歯の2日前にCOVID-19の検査をする手間があること
    • 2本同時に抜歯すること(仕事への影響を小さくしたかった。普通の日帰りだと1本終えてから、ようやく反対と通院回数や期間がかかる)
    • 術後の予後管理(神経に近く腫れなどが大きく出るのが予想されたため)
    • 静脈内鎮静法 という半分眠ったような状態にする麻酔が使えること
    • 全て健康保険適用範囲とのこと
  • 3時間かかったが静脈内鎮静法で寝ちゃってたので何も覚えていません
    • 正確には寝ていなくて受け答えもちゃんとしているそうです。変なこと言っていないか不安です。でも、全く覚えてないです
    • 先生に言わせると1年の中で1番ぐらいに削って神経も近かったということでした
    • 3時間ずっとゴリゴリやっているわけではなく休憩入れながらで90分ぐらいらしいです。それでも、だいぶ手間がかかる処置なのは変わりないですね
    • もし日帰りで1本ずつでもざっくり45分も口を開け続けてゴリゴリされてたと思うと相当しんどかったと思うので麻酔は大正解でした
  • しかし、しっかり冷やしたり点滴経由で投薬されていたおかげかほとんど腫れることなく予後は大変良かったです
    • 処置後はアイスパックを6時間ぐらいずっと当ててました。
  • この記事を書いているのは4か月経った後なのですが、削った部分はかなりぽっかり空いており、ここにざんさ(食べかす)がボロボロ入って大変です。これは6~12か月ぐらいでゆっくりゆっくり埋まっていくということです

歯周ポケット・炎症・歯性感染症

歯と歯茎の間にスケールという針みたいのを刺すのですが、それがずぽっと入っちゃうっていう話です。あばば…。ところで、歯の下って土台になる歯槽骨という骨があります。

歯周病とかは歯と歯茎の間にばい菌が繁殖して炎症するやつです。そのばい菌は歯茎を融かしたり、さらにそれが広がって骨も溶かしちゃうんです。こわい。切り傷とかは基本的に勝手にふさがるのに、この手の感染症は外科的に取り除かないとどんどん広がってしまうリスクが大きく、それで抜歯なりという話になります。

なお、自分は歯根破折というので、歯を抜歯しているのですが、それも同じ理屈です。破折とは、つまり割れたクラックのことなのですが、そのわずかな隙間からばい菌が入って感染症に発展するリスクがあるから、予防的に抜くしかないということだそうです。

もっと早く知りたかった

前の病院でも少しまずいかもというのはあったけど、様子見でいいと言われていたんですよね。毎年レントゲンとかも取られて問題ないと。
でも、別の病院では抜歯をやったほうがいいと。あーあって感じです。
さらに年齢を重ねると骨の戻りが悪いとかはそのタイミングで知りました。様子見とかただ時間を無駄にしただけでした。どういうことなんでしょうね。設備もよくてインプラントやったりとかそれなりに自信がありそうな先生だったけど。それに通い続けてた私がばかということではありますが、まぁもう歯科の先生は正直誰も信用してません。

静脈内鎮静法について

点滴経由で麻酔を入れます。酸素飽和度を含めたバイタルモニターにつながれてから投薬されます。30秒もしないで寝ちゃってました。
正確には寝ているわけではなく意識がうとうとしている感じだそうで、質問したら受け答えもできるそうです。

どれくらい意識レベルが落ちるのかは個人差があるんでしょうか?
うとうとした感じという人もいるそうですが、私の場合は完全に寝てしまったという感じで全く覚えていませんでした。すっと寝て気付いたら全て終わって3時間経ってた。
覚醒直後はちょっとふわっとするけど歩いて病室にいけるし、何か気分が悪いとか一切なかったです。

入院について

2泊3日ですが点滴のラインはずっとつけっぱなし。すごいですね。昼と夜に点滴経由で投薬していました。大病院なのでいろんな病気で入院している方々がいます。
ナースステーション前だったせいもあって、ずっとコールやモニターの通知音が鳴っていてちょっとしんどかった。
それでも、食事が用意されるとか点滴経由で投薬されるので効果が期待できるとか得難いものは確実にありますね。この辺は本当にケースバイケースだと思います。私はしてよかったです。

食べかす問題

水平埋没の親知らず抜歯をするには、素朴に切開する必要があります。さらに歯槽骨とくっついちゃっていたのである程度は歯槽骨も一緒に削る必要がありました。もちろん縫い合わせはするのですが、物理的に抜歯や削った部分にはすっぽり空間ができることになります。そこに、食べかすがめちゃくちゃ入ります。

歯の隙間に食べかすがあると口臭の原因ですが、挟まっているとかじゃなくて、溝に食べかすがばかすか入ってしまうのでその比ではないです。
さらに、うまみ成分が滞留するのでずっと口さみしい感じになったり満腹感を得られにくくなったりします。うまみ成分は食欲の元です。

歯磨き・糸ようじ・歯間ブラシなどではアプローチできないと思います。
そこでジェットウォッシャーやデジタルシリンジを使います。もう本当に見せられないレベルで残さが出てきますし、とてもすっきりします。
先に書いた通り、ふさがるのは6~12か月とかかなり時間を要するのでジェットウォッシャーを買ってしまうのはありだと思いますね。今は中華系の安いやつとかがアマゾンでいっぱいありますので。まずは数百円で買える注射器型で試してみるのがいいと思います。



おわりに

色々書きましたが、ひとまず親知らずの処置は一生に一度でいいはずですから、気が楽になったと言えます。
声を大にして言いたいのは予後を考えれば20代に処置するのがおすすめ。もちろん、神経に近いためゼロリスクではないわけですが、私のように具体的にポケットとかあるならやらない理由はないと思います。
今回はいつも以上にちょっと汚いお話でしたが以上です。

2022年6月11日土曜日

映画 シン・ウルトラマン を観た

私自身は幼少期からウルトラマンとか戦隊ものとかに関心がなかったらしく、全然特撮とかその辺のこと知らないんですよね。友人に誘われて行ってきました。

iPhoneとかGoProで取られたであろう映像やアングルなど見ごたえありましたし、「私の好きな言葉です」などキャラクターが立っていて楽しく見れました。

庵野監督のファンか?と言われるとそうではないと思っているのですが、もっと自由でいいんだ!みたいな気持ちにいつもさせてくれます。

2022年5月28日土曜日

映画 トップガンマーヴェリック

 COVID-19の影響で公開延期が延期になっていたずっと観たかったやつ。IMAXカメラ持ち込んで撮影とかいやでも期待しちゃうじゃないですか。

実は、初代トップガンは見たことがなかったのですがアマプラで無料で観れたのでチェックしていました。想像以上に初代のあれこれががっつりだったので事前チェックしていたのは大正解でしたね~。

ストーリーとかはそんなに特筆するところがあるかと言われると思いつかないのですが、とにかくよくまとまっているし感情を揺すぶられるものがあります。一番印象的なのは、トム走りのシーンがあるところでしたw

素晴らしい映画だとは思いますが、ここまでもてはやされるのは個人的にはちょっと分かっていなかったりします。


2022年3月26日土曜日

NFTとメタバースに関係するよくあるやりとりについて思うこと

 ポエムです。

私はvtuberを2018年9月からやっていてVRとかメタバースに関心があります。だいぶ遅いけど2021年3月にクリプトデビューしてこちらも関心があります。
この2つのキーワードとタイトルで察した方は同類の気配だと思うのですが、メタバースとクリプトで対立関係のような構図がしばしば観測されています。

具体的には、NFTでは○○ができる。メタバースには暗号資産(通貨)が必須であるといったようなものです。主語が大きいか、または技術的に利用経験者ならすぐに間違っているとわかるようなことがクリプトを主張するほうから投げかけられることがあります。
問題点を分解してみると、リスペクトがない、無断転載を始めとした実益の既存、技術的に正しくない主張が蔓延することによる界隈への信用棄損 などがあげられると思います。

実際、クリプト界隈は無法地帯で犯罪者がごろごろ自由に活動しています。健全な発展を促すべきであろう法人とかも滅茶苦茶なことをいったり、コピペ記事が散乱してしまっており、正しい情報を得ようとするのが困難です。

しかし、クリプトに関心がある身としては、これらに価値がないと決めつけて終わらせるのは大変もったいないのではないかと思っています。
具体的には、トークンエコノミーがもたらしうるものとかを少し考えてからですと、批判の質が変わってくると思うのです。

というのも、クリプトが驚くほどにまだ未成熟な分野だからで、ほとんどの素朴な課題は解決されていないからです。不運にもお金が絡む性質上、過熱してしまいそんな代物が多くの人の目に入るようになってしまったことです。さらに追い打ちをかけたのはCOVID-19で市場にお金がじゃぶじゃぶ投下された結果、株価は最高価格に、余ったお金が大量にクリプトに流れ込みました。私はITバブルってこんな感じだったんだなーと目の当たりにした気分でした。ようするに、どう考えてもナンセンスなプロジェクトとかに融資やお金がどんどんつくんですよね。

この記事を書いているのは23年1月なのですが、無事にクラッシュ(? 思ったよりも下がってないので冷え込みはここからかもしれないし、ゆっくりクリプトが成長しているのかもしれない。)しました。具体的にはアメリカの金利引き上げなどで一気に株価が崩れクリプトも以下略です。

そのおかげが、クリプト側の発言が小さくなって、この記事にしていたようなやり取りはあまり見かけなくなりましたね。でも、またそのうち何回でも繰り返しそうだなーと思っています。

以上、ポエムでした。

2022年3月21日月曜日

怒りを解消したいのか、それとも課題を解決したいのか

怒りの解消

この記事では、以下のような状況を想定している。

 「何かのトピックに対して、Aの意見は間違っている。リスペクトもないし技術的にも利用者ならすぐに分かる間違いを喧伝し、さらに実益を毀損する可能性もあり許せない。  」

このような事例に遭遇したとき、ツイッターが発展している社会では… というブラックジョークはさておき。

このような事例に遭遇したとき、なぜこんなことを述べるのだろうという意見を怒りと共に表現されるのをちらほら見かける。そこから、ゆえにあちらの陣営は敵認定とすというようなスタイルに発展しているのも見かける。

しかし、これはどちらかというと、物事を単純化し過ぎているというか…、単純化にもなっていないが。感情の怒りを解消したい行為であると感じた。

これを否定するわけではないのだが、繰り返し怒りの表現をされたりすると受け手によっては疲れてしまう。逆に同様に感じている人は共感し関係を強固にするかもしれない。表裏一体はあるにせよ、私は前者であることが多い。
また、敵対関係の構図を表明していると更にとっつきにくくなる。先鋭化していると感じるのだろう。

怒りをモチベーションに課題解決につなげる

怒りの解消を繰り返すことになるのは、怒りの源が次々に押し寄せてくるからだと思う。つまり、杞憂としている事柄を自分なりに解消する機会であると捉えることができるのではないか。
先の事例を課題解決につなげてみるとすると、次のように表現できると思う。
「最近よく○○という間違った意見が見受けられる。しかし、反証はここにある通り簡単に見つかる。このような間違った意見が繰り返しあちこちでされることには、XXのような実益を毀損する可能性が容易に想定できるので問題があると思う」 

最後に、「このような言説が依然と繰り返されていることに私は怒りを覚える」と付帯しても説得力は損なわれない。つまり、感情の源を理屈で整理しているところがポイントと考える。
この文章は問題提起である。正しくない意見を野放しにするのは良くないことが示されている。もちろん、1人がその意見を述べたところで状況がすぐに変わるわけではないだろう。一方で、これを主張した時から自分のスタンスは明確になり怒りを抑える要因になりうるのではないかと思う。また、1度作っておけばコピペして展開しやすいこともある。
 
技術的な正しさに基づいた意見や未来を一緒に議論できる仲間が増えていくのではないかと思う。これは、怒りの解消を繰り返しているだけでは中々到達できないと思う。

おまけ: 同じ穴の狢

先に単純化に基づいた敵対関係について述べた。

敵側の主張が科学的・技術的に正しくてもそれに気付かず自分自身が間違いに基づいて主張し喧伝してしまうというパターンも見かけている。

利用者なら反証が簡単に発想されるところから、自分自身はその技術に関して理解がちゃんとできていると飛躍して誤解してしまう。それゆえに堂々と技術的に正しくない理解に基づいて意見を感情的に主張してしまうという様である。

笑い事ではなくて、なまじ分かっているつもりで分かっていないパターンが一番怖いと思う。自分も気をつけたいところ。間違っていたら教えてもらえるような人でありたい。あなた鼻毛出てますよに近いかも。

この記事を書いた背景

タイトルの件をどうして思ったのかと書くと、ちょっと思うことがあることに遭遇したからに他ならない。しかし、それを書いてしまうと述べたいことが薄まってしまうので意図的に書かないことにした。
とはいえ、中々具体例無しだと難しい…。私自身も具体例を書いておかないと忘れちゃいそう。忘れちゃいそうと思っていると読み返したときに思い出すものだ。

ところで、このブログは個人の備忘録であるから、タイトルからずれたことを急に言い始めているのは容赦して欲しい。


2022年3月19日土曜日

優秀な営業さんに思うこと

優秀な営業さんは、共通してお客さんにハマるものを見抜くところだと思う。
そもそも優秀な営業とは何かというのがあるが、売上などのパフォーマンスでよいと思う。強引な手法を使えば短期で伸ばすこともできるが長期では信頼を落としたり無理がたたって自身のプライベートが弱くなる。

優秀な営業さんは、売りたい商品とか持ち合わせとかに依存しにくい。ハマる商品を持ち合わせていなくても分かっているから代案や売り込みが上手なのだと思う。
また、客層がそもそも違うとか売り込めないと判断するのも早い。お客さん側としては長々とやり取りした挙句何も成果がなく徒労になる。営業側からすると時間を消費して回転効率を落とす。先に書いたのと矛盾するが、話したがりのお客さんは多いから、うまく納得してもらって切り上げるスキルも重要だと感じている。

もちろん、大前提としてマーケティングの仕込みや取り扱う商品が魅力的であれば営業さんは苦労しないで、想定顧客に良い商品をどんどん売り込むことができる。逆に、そこがずさんだと優秀な営業さんでも難しい。パフォーマンス主義で評価する前提として、営業できる下地がなければやりがいもないしんどい仕事になってしまう。
ところで、優秀な営業さんは社内へのフィードバックもうまい。お客さんと商品やマーケティングのズレを的確にあげてきてくれる。好サイクルが生まれやすい。しかし、日報で報告を上げてもらうのは純粋な気付きじゃなくて捻りだしになってノイズが高まる印象があるので私はあんまり良いとは思わない…。

しばしば、顧客志向、お客様第一主義という話がされる。こういった時、自分が営業職をやる時にどんなものがそろっていたら嬉しいか考えると比較的社内でも合意がとりやすくてオススメです。

(なんか急に語りたくなったのでポエムりました)

2022年3月13日日曜日

メールだけで仕事ができない理由

2019年7月の下書きを 2022年3月に眺めて書き足したり修正してみたりした。

何の話かといえば、Slackを始めとしたチャットツールやWiki、フォーラムをどのように使うのがいいだろうか? という平凡な悩みである。

特に部署を超えるとアクセス権などの観点から、ツールは最大公約数としてメールになってしまうことがしばしば。メーリングリストを使うのが慣れた人々ならば回るのだが基本的にそんなことはない。
結果として、部署を超えた話については改善がなかなか進まないとか情報が見えなくサイロ化しがちと感じている。

そのため、社内Wikiのように基本的にオープンアクセス可能なものがあると良いと感じている。しかしながら、実際にはこれも難しいとも感じている。書き手は常に不足し陳腐化した使えない情報が滞留していきがちだからである。また、ある程度の規模になるとWikiのお守りが発生してしまったりだとか検索性能が著しく落ちるとかで導入できないところもよく見る。

2022年。DiscourseやNotionなりといまだにこの辺りは新しいやり方がサービスとして提案されていたりする。 

 

ところで、SaaSは一人頭980~1500円ぐらいで貧乏性の私からすると高いなと感じてしまう。実際には、人件費が中途半端に安いのが悪い。もしくは、日本の円がアメリカドルやユーロに対して安くなってきている。もし、無限に人件費が高ければ新しい機材もサービスも効率化できれば短期間にペイできるからである。
こうなってしまうと、ますます効率化から遠ざかって勝ち負けの差が大きくなっていってしまうのだろうなと感じる。
ツール導入に踏み切れないのは、3年単位の視座とコスト感が正しく持てないからだと思うのでマネージャーや経営者には頑張って欲しいところである。(この文章がブーメランしないことを祈る…!)

緊急対応を訓練するということ

会社で通報と緊急処置の訓練を受けてました。内容的には小学生でも習ったことがあるようなもの。でも、声出しをしたりするのが特徴でした。

そしたらなんとその日の帰りに、電車を待っていたら横で人がドサッと倒れるところに遭遇してしまいました。黄色い線の内側だったので落下しなくて良かったです。
すぐに脇を抱えて安全なところに移動させて周りの複数の人にAEDと駅員さんを呼んでもらうなどができました。脈あり、呼吸ありでとりあえずは大丈夫なことを確認して、カバンを枕にして体制を安定させたところ駅員さんが来る前には意識が戻ってました。

 過去にも電車内で同じような場面に遭遇したことがあり、貧血だったのでそれを疑っていましたが実際そうだったようです。睡眠とカロリー大事。

初動が大事なシーンでは、助けたほうがいいのかなと躊躇する時間が命取りとなります。
自分の安全第一に確保してすぐに動ける というのは、訓練を積んでいないと中々難しいという実感があります。 言い換えると、訓練していれば結構動けるということです。

火災訓練・地震訓練もサボることなくしっかり受けておくことでいざという時にも冷静に行動できて生存できるかもしれませんね。

誰も悪くない。という素敵なようでただの残念な話

このブログは個人のものであり…。ばーっと書き出すと脳みそが整理されることってありませんか?
あと、仕事の話じゃないです。
仕事でもよくありそうな話だけど。仕事の話じゃないです。

今までせっせと誰かがやってくれてたけど、その人がいなくなってしまった。
それは誰かの役に立っていて、割とみんながその恩恵を受けていた。
その人がいなくなってしまったので、なんでこれができてないんだ。という問題に発展するも、
誰かが勝手にせっせとやってただけなので、誰も悪くないということが判明した。めでたしめでたし。

目的を達成することを管理する人は、何を抑えて達成しているのか。というのを適切に把握してタスク(仕事)化する責務があると思う。
少数のグループの場合は、それ得意だしやるよ。片手間でできるからやるよ。と言ってくれて引き受けてくれることも多い。
結果的にタスクが人にアサインされて走っている格好になる。これを然るべき人が適切に把握した上で割り振っているか?というとまた別のところである。
だいたいはどーでもいいことは、そんな管理は必要ないのだけど、これができていると色々強い。
上手く回っているOSSのプロジェクトとかは管理はされていないけど、見える形になっていて辞める時も影響が内容に調整して引退しましょう。となっていることが多いような気がする。

逆に管理していなければいけないのに、それを認知しないでほったらかしてしまっているケースもあるようで。
然るべき人には、それあなたの責任範囲であなたの仕事ですよ。と釘をさす必要があるのだが、
たいていそのように伝えても認知してないので、順を追って説明しないと理解してもらえないだろう。
#あれちょっと仕事の話っぽい?

Ubuntu 17.04リリース記念オフラインミーティング17.05で登壇した

Ubuntu 17.04リリース記念オフラインミーティング17.05に参加して簡単に登壇していたらしいです。 資料はWikiの方にファイルが置いてありました。

https://wiki.ubuntulinux.jp/Events/OfflineTokyo201705
http://gihyo.jp/admin/clip/01/ubuntu-topics/201704/21

#技術書典 9 でいくつかの本を購入した

https://techbookfest.org/event/tbf09 今回はオンラインイベントでした。
元々自分も参加しようかなーとちょっと思っていたのですが、書こうとしていたプログラムがメジャーバージョンアップして互換性が壊れたとかで今回は見送っていました。

とりあえず新刊だけ漁らせていただきました。あまり多くはなかったのかな。
並び方は似たジャンルは固まっているように見えましたが、そろそろジャンルコードみたいのはあってもいいのかなーと思いました。
「悩んだ時に読む本」のタイトル通り、逆引きやTips集のように読むと良いのかなと思いました。私は頭から読んで行ったのですが、引っかかりを覚えて読むのに苦労しました。例えば、内省支援という章に移るところとか、内省支援と1on1の関係が暗黙的に定義されて急に語られれているように感じるなどです。
他にも、1on1とは という章があるのですが、定義がカチッとなされていません。目的を設定して行いましょうと述べられてはいるのですが、それでは残りの本文に対しては抽象度が高いなと感じました。
1つ1つのエッセンスを得るにはあるある事例が多くそれに対する著者の考え方が書かれているので良いと思います。 内容はしっかりあってよかったです。でも、ちょっと高め。特に「支えた技術」というタイトルに対して内容の大半は経験トークなのでそこを期待すると外すと思います。
会った人全部について触れられているのはなかなかすごい。自分も街コンや出会いアプリ使ったことがあるけれど、結構似たタイプの人と会ったことがあるので普遍的にそんな感じなのかもーと思えた。
表紙が変わったのは他の方の本を見てよいなと思ったからだそうです。印刷版も頂いたのですが一層可愛く見えますね。
技術書典のサイトでずらっと並んでいる時にタイトルがしっかりと目に入るのは結構重要だったりします。イラストはさておき、きちんとタイトルが目立っているのは良いことです。
クロスプラットフォームにリンク周りのことが書いてあるので、そういえば他のプラットフォームって事情どうなんだろー?みたいなかゆい好奇心を満たすのにオススメです。

おすすめコンピューター関係の技術記事いろいろ

 なんか急にふと思ったので、パッと書き出してみました。きちんと紹介しようと思ったら意外に難しかったので雑感になります。

 

  •  Wirelessのおと https://www.silex.jp/blog/wireless/
    • 京都の会社であるサイレックス・テクノロジーさんの技術ブログ記事です。
    • 名前の通り、無線規格の解説などが多いですが
    • 私は直接関わったことはないのですが調達品を使わせてもらっていたことがあります。実装を自前で起こす系のベンダーさんで色々やられています。
    • 書いている中の人はずっと同じでYSさんという方。2017年に一旦途絶えてしまったのですが急に再開されて私をはじめ一部の人は喜びにあふれていたという噂。
    • 基本的には標準規格についての解説だったりするのですが、最終製品作りでぶつかるよくある話、規格の経緯、あるべき論なども交えて15分程度で読める内容に収められています。
    • チクリとした個性が光る文体にもファンが多いと思います。会社のブログだと削っちゃいそうなところがしっかりあるのが良いところ。わかる~となること請け合い。
    • 大量の記事がありますが、古いものから全部読んでいっても陳腐化していません。新人さんはもちろんシニアな人にもおすすめです。(カテゴリはあまり設定されていないのでバックナンバーの日付のところからどうぞ)
  • 後藤弘茂のWeekly海外ニュース https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/
    • PC Watchというニュースサイトの連載です。後藤さんはライターさんの名前でそのままですね。
    • 主にパソコン関係のCPUやGPUの中身の話が書かれています。
    • 2020年に連載は止まってしまいました。 
    • チップベンダーが出した製品向けの情報や学会などから情報収集されているように見えます。それを日本語化するのではなく、いったん自分で資料を作り直しています。(図などを開くとPDFになっていて彼のクレジットが入っています)
    • 過去の経緯など交え、どのように進化しているか解説されています。素人の私でも分かった気になれるのがすごいところです。ちゃんと理解するには3周ぐらい読み直したり過去の資料を引っ張ってくる必要があります。
    • さらに、このように発展するのでは?課題はここにあるのでは?という部分が述べられているのも良い点です。その精度はすさまじいです。
    • こんな記事が無料で読めていいんですか… といつも思っていました。
    • こちらも過去記事から全部読んでいっても損がありません。自信がある方は答え合わせをしながら読んでみても面白いかもしれませんね。
  • VA Linux エンジニアブログ  https://valinux.hatenablog.com/
    • VA Linuxさんは老舗のOSS屋さんという印象です。
    • 前から技術記事があるのですが、もう少しラフに公開できるようにと2020年から新しくはてなブログで再始動されていたりします。内容は下回りを中心にコテコテですが全く分からんという内容はさすがに書かれていないように見えます
    • 昔からある技術記事はこちらから読めます https://www.valinux.co.jp/technologylibrary/document/
  • SOUM/misc https://www.soum.co.jp/misc/
    • 創夢さんも老舗のOSS屋さんですね。
    • 内容は下回りやvimに関するコテコテ系が多いです。
    • あまり更新頻度がないのと並び方が複雑でちょっとアーカイブ掘りにくいですね。  

 

この機会にRSSリーダーの登録を眺めたのですが404になったり、もう長く発言されていない人がいたりと感慨深い思いになってしまいました。
今ではQiita, Zenn, Quora といった技術系投稿サイトが主流かもしれません。2010年頃は自前でブログを書くのが主流な感じだったと思います。10年前なのであんまり覚えてないですが。

ではでは。

2022年1月12日水曜日

[COVID-19] まだ出口は見えなそう

オミクロン株の猛威について。


オミクロン株が重症化しにくいって本当なんですか?
ワクチン接種で重症化抑えられてるのと分離された話なのかごちゃごちゃなのか分からず。

->

https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/10876-sars-cov-2-b-1-1-529.html

2021年12月28日9:30時点

```

 重症度国内で経過観察されているオミクロン株感染例の初期の事例109例については、94%(103/109)が無症状ないし軽症で経過していた。

海外の報告では、英国や南アフリカ等からデルタ株と比較した入院や重症化のしやすさの違いについての暫定データが報告されている。デルタ株と比較してオミクロン株では重症化しにくい可能性が示唆される。

ただし、これらの報告では、オミクロン株感染例が若年層で多い、自然感染やワクチン接種による免疫の影響が考慮されていない等の様々な制限があること、重症化や死亡の転帰を確認するには時間がかかることを踏まえると更なる知見の集積が必要である。また、重症化リスクがある程度低下していたとしても、感染例が大幅に増加することで重症化リスクの低下分が相殺される可能性も考慮する必要がある。
```

新規感染者の6~8割は予防接種2回済のようです。都道府県によってこの辺りはバラツキがあるニュースが見受けられました。 確か接種率が約8割だったので、つまり摂取の有無はあまり関係なく誰でも感染する可能性ありといえるのでしょう。

予防接種済みで感染することを「ブレイクスルー感染」と表現するそうです。
個人的には、昔からのインフルエンザでも、ワクチンしてたけどかかっちゃった~というのはとてもよくある経験なので、個人的には医療従事者でもない人がわざわざそんな表現を使うのは違和感がありました。ただ、こうやって情報を調べるには良いですね。

ワクチン接種証明など国をまたいで行動制限が緩和されそうだったのが11月下旬でした。
その頃は折を見て海外旅行できるかもと淡い期待をしていました。坐骨神経痛が出てから、自身の身体がいつまでもつか分からないと思いリスクとの天秤を考えていたのです。
しかしながら、ここ数週間で状況は再び一気に悪化してしまい、国外はおろかまた見通せない日々が日本でも始まろうとしています。

相当前から言われていることですが、世界のどこかで大規模に流行している限り変異が収まらずに収束しにくいということが意見があります。
日本は予防率が極めて高いmRNAワクチンの調達に成功していますが、諸外国に展開することも併せてやっていかなければ難しい事であることがオミクロン株で示される可能性があります。

2022年も技術系交流については引き続きオンラインイベントでしのぐことになりそうです。
どこかで書いたかもですが、一同に集うとそのジャンルの人達がみんなでお釈迦になってしまうという最悪の状況があるためです。

OSSライセンスと作者の責任とお金と。

OSSライセンスは自己責任で使ってとなっているものが多いという認識です。
イデオロギーとして作者(公開)の責任を言う者がいても、これを貫くだけだと思います。

OSSライセンスでないフリーソフトとかでも、昔からこれに対応しろだのなんだのと、ものいいがおかしいへんちくりんな方はそれなりに居て、それにうんざりして公開停止になったものはいくらでもあるという認識です。フェードアウトするように歴史に残るものではありませんが。

ここで述べたい事は、公開する以上リスペクトも考えることもできない方々にリーチする可能性はあり、それを踏まえる必要があると思っています。140文字以内で誰もが簡単に発信できるサービスなどが普及する今日ではこれを避けるのは難しいかもしれません。ただ、上記のフリーソフトの話はVectorとかそういう時代の話なのでエゴサしなければ変わりないのと考えるとあまり差は無いのかもしれません。

少し話が違うが、初心者が技術記事を書くなと言われたりするのと近いとも思います。クローラーが勝手に拾ってきて上位に乗せるだけで、情報が汚染されるというのはお門違いだと思います。ただ、このような意見にさらされるのが嫌であれば公開しないという選択になるとは思います。


OSSライセンスは再頒布できるのが特徴です。
ですから、本質的にお金を稼ぐのとは相性が悪く何回でも話のネタになっていますね。

クラウド時代だとSSPLライセンスに切り替えるなど、OSSライセンスを辞めるところも出てきました。
作者がお金を求めることは何も悪くないですが、お金を集めるには難しい性質のライセンスを採用しているのもまた作者であり、長年の課題と向き合うことになるのは仕方ないのかなとは思います。上記の例で言えば、OSSライセンスでなければ利用者が増えなかったかもしれない vs 収益性が得られない というたられば的な話があるかと。

もっともマーケットシェアを得られたのであれば、途中からライセンス変更やモデルを変えるというのは1つ良いアイディアだと思います。一例としては、GitBookというMarkdownをいい感じに表示してくれるホスティングサービスがあるのですが、これは昔はOSSライセンスのMarkdownからジェネレートするようなプロジェクトだったようです。面白い事例です。

この手のネタは、そのような状況に身を置かれて考えさせられるものなので当事者においてはやや酷な話ではありますが、既に長年のネタではありますから昔よりは事前にわかることも多いという認識です。


ちなみに…

このソフトはこんな風に動きます。 と書いてあるのに意図的にデータを全部削除するとかそういうのは自己責任のライセンスを付与していても、そもそも法的にヒットする可能性が大です。

最後に、本記事はくだんについて触発されて書いたものではありますが、内容はそれに対するものではありません。日ごろから一般的に思っている内容でこれを機会に書き出してみました。
くだんについては、いくつかまとめがあるものの経緯がよく理解できなかったので意見を持てていません。(理解を深めたいともあまり思っていません)