2017年7月12日水曜日

ゲリラ豪雨と堀川

堀川1000人調査隊活動 納屋橋応援隊の@nekomatuです。
端的に言うと済んでいる近くの河川について関心を持っていている人です。
http://www.horikawa1000nin.jp/

長くなるので、まとめを先に述べますと次のとおりです。

このようにアメダスのデータと実際の写真から分かる通り、河川は短時間であっという間に増水します。
メカニズムとしては、都市の排水システムが河川に流れこむようになっているためです。
場所によっては降りられるようになっているところがありますが、
興味本位で河川を観に行くのは大変危険ですので絶対止めましょう。

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過去記事はこれ。
第20回 堀川1000人調査隊会議に参加した

本題ですが、先日大雨が振って散々な目にあいました。
帰宅中に川がみたこと無い水位になっていたので、情報を調査隊に情報を共有しました。

堀川周辺では合流式下水道の環境が多く、通常時は雨は河川に流れ込みません。
単位時間の降水量が下水道のキャパシティを超えると河川に流れ込みます。
ゲリラ豪雨のような単位時間に一気に降るタイプの雨は、下水道施設のキャパシティを超えてしまうので、結果的に多くの雨水が河川に流れこむことになります。
またこの時、路上のチリやホコリ、ゴミなどが押し流される格好で河川に流れ込むので水質が悪化する。という話があるのですが、今回の本筋とは離れるので述べません。
気になる方はこのPDFを参照下さい。
なごやの水道・下水道平成27年度版(PDF)

12日は21:00頃に撮影しました
天王崎橋という、須崎橋と納屋橋の間にある小さな橋から、須崎橋の方を見ています。
分かりにくいのですが右下に柵が映っており、ここと川には普段は差がありますがかなり迫っています。
アメダスによると、3時間で46.5mmの降水量を記録しておりピーク時は「滝のように降る」と表現される程のようだったようです。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/amehyo.html


12日 当日。雨量が多くて堀川に流れ込んでいるため水位が高い。雨が激しすぎて、天王崎橋のシンボルの白鳥がいない(たぶん橋の下に隠れてる)

13日 まだ少し水位は高いが、白鳥が戻ってきている。(右下)
こちらの写真は須崎橋から同じ方角を見ている。左下に写っているように降りられるようになっているのだが、水位が迫ってきている。
恐らく豪雨の時はここは水に浸かっていたと推定される。ちょっと川を見てくる。とかやってはいけない。誰にも気付かれずに名古屋港まで運ばれてしまうのは必死。

14日 水位は元に戻っているように見える

12日当日のアメダス



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