2022年1月12日水曜日

[COVID-19] まだ出口は見えなそう

オミクロン株の猛威について。


オミクロン株が重症化しにくいって本当なんですか?
ワクチン接種で重症化抑えられてるのと分離された話なのかごちゃごちゃなのか分からず。

->

https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/10876-sars-cov-2-b-1-1-529.html

2021年12月28日9:30時点

```

 重症度国内で経過観察されているオミクロン株感染例の初期の事例109例については、94%(103/109)が無症状ないし軽症で経過していた。

海外の報告では、英国や南アフリカ等からデルタ株と比較した入院や重症化のしやすさの違いについての暫定データが報告されている。デルタ株と比較してオミクロン株では重症化しにくい可能性が示唆される。

ただし、これらの報告では、オミクロン株感染例が若年層で多い、自然感染やワクチン接種による免疫の影響が考慮されていない等の様々な制限があること、重症化や死亡の転帰を確認するには時間がかかることを踏まえると更なる知見の集積が必要である。また、重症化リスクがある程度低下していたとしても、感染例が大幅に増加することで重症化リスクの低下分が相殺される可能性も考慮する必要がある。
```

新規感染者の6~8割は予防接種2回済のようです。都道府県によってこの辺りはバラツキがあるニュースが見受けられました。 確か接種率が約8割だったので、つまり摂取の有無はあまり関係なく誰でも感染する可能性ありといえるのでしょう。

予防接種済みで感染することを「ブレイクスルー感染」と表現するそうです。
個人的には、昔からのインフルエンザでも、ワクチンしてたけどかかっちゃった~というのはとてもよくある経験なので、個人的には医療従事者でもない人がわざわざそんな表現を使うのは違和感がありました。ただ、こうやって情報を調べるには良いですね。

ワクチン接種証明など国をまたいで行動制限が緩和されそうだったのが11月下旬でした。
その頃は折を見て海外旅行できるかもと淡い期待をしていました。坐骨神経痛が出てから、自身の身体がいつまでもつか分からないと思いリスクとの天秤を考えていたのです。
しかしながら、ここ数週間で状況は再び一気に悪化してしまい、国外はおろかまた見通せない日々が日本でも始まろうとしています。

相当前から言われていることですが、世界のどこかで大規模に流行している限り変異が収まらずに収束しにくいということが意見があります。
日本は予防率が極めて高いmRNAワクチンの調達に成功していますが、諸外国に展開することも併せてやっていかなければ難しい事であることがオミクロン株で示される可能性があります。

2022年も技術系交流については引き続きオンラインイベントでしのぐことになりそうです。
どこかで書いたかもですが、一同に集うとそのジャンルの人達がみんなでお釈迦になってしまうという最悪の状況があるためです。

OSSライセンスと作者の責任とお金と。

OSSライセンスは自己責任で使ってとなっているものが多いという認識です。
イデオロギーとして作者(公開)の責任を言う者がいても、これを貫くだけだと思います。

OSSライセンスでないフリーソフトとかでも、昔からこれに対応しろだのなんだのと、ものいいがおかしいへんちくりんな方はそれなりに居て、それにうんざりして公開停止になったものはいくらでもあるという認識です。フェードアウトするように歴史に残るものではありませんが。

ここで述べたい事は、公開する以上リスペクトも考えることもできない方々にリーチする可能性はあり、それを踏まえる必要があると思っています。140文字以内で誰もが簡単に発信できるサービスなどが普及する今日ではこれを避けるのは難しいかもしれません。ただ、上記のフリーソフトの話はVectorとかそういう時代の話なのでエゴサしなければ変わりないのと考えるとあまり差は無いのかもしれません。

少し話が違うが、初心者が技術記事を書くなと言われたりするのと近いとも思います。クローラーが勝手に拾ってきて上位に乗せるだけで、情報が汚染されるというのはお門違いだと思います。ただ、このような意見にさらされるのが嫌であれば公開しないという選択になるとは思います。


OSSライセンスは再頒布できるのが特徴です。
ですから、本質的にお金を稼ぐのとは相性が悪く何回でも話のネタになっていますね。

クラウド時代だとSSPLライセンスに切り替えるなど、OSSライセンスを辞めるところも出てきました。
作者がお金を求めることは何も悪くないですが、お金を集めるには難しい性質のライセンスを採用しているのもまた作者であり、長年の課題と向き合うことになるのは仕方ないのかなとは思います。上記の例で言えば、OSSライセンスでなければ利用者が増えなかったかもしれない vs 収益性が得られない というたられば的な話があるかと。

もっともマーケットシェアを得られたのであれば、途中からライセンス変更やモデルを変えるというのは1つ良いアイディアだと思います。一例としては、GitBookというMarkdownをいい感じに表示してくれるホスティングサービスがあるのですが、これは昔はOSSライセンスのMarkdownからジェネレートするようなプロジェクトだったようです。面白い事例です。

この手のネタは、そのような状況に身を置かれて考えさせられるものなので当事者においてはやや酷な話ではありますが、既に長年のネタではありますから昔よりは事前にわかることも多いという認識です。


ちなみに…

このソフトはこんな風に動きます。 と書いてあるのに意図的にデータを全部削除するとかそういうのは自己責任のライセンスを付与していても、そもそも法的にヒットする可能性が大です。

最後に、本記事はくだんについて触発されて書いたものではありますが、内容はそれに対するものではありません。日ごろから一般的に思っている内容でこれを機会に書き出してみました。
くだんについては、いくつかまとめがあるものの経緯がよく理解できなかったので意見を持てていません。(理解を深めたいともあまり思っていません)