2026年1月11日日曜日

映画 爆弾 を観た


ちょろちょろとCMが目に入り、取調室であんな感情的なやり取りしないじゃんと思ってしまい自分には合わなそうだなーと思ってスキップしていたが、何人からおススメされたので先日行ってきました。

感想はやっぱりストーリーラインが合わないなという感じですが、トイレ行きたくなるぐらいの長尺なのに退屈なることなく楽しめました。あんなにしゃべりっぱなしなのはびっくりですね。映像もだいぶ明るさを落とした濃ゆい雰囲気が漂っていて良かったです。主人公(?)のスズキタゴサクの正体が不明なのはこの作品の軸だと思うので構わないと思うのですが、その周辺キャラも色々訳ありそうなのでその辺りが深堀りされて世界観が分かりやすいと嬉しいなと思いました。原作が読みたくなる味。

割と突拍子もない設定だとは思うしあんな風にふるまう人間はそんないないわけですが、演者によって世界観が成立するというのはほんとすごいなーと思います。(半沢直樹シリーズとかも近い)

関係ないですけど、 おぉ、ワーナーブラザーズが配給じゃないか!と最初のイントロで思いました。2025年いっぱいで配給終了しているんですよね。上映時間は137分らしいので2時間ちょっと。2時間を超えるとちょっと辛くなってくる今日この頃。


2025年12月28日日曜日

映画 アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ を観た

 アバター:ウェイ・オブ・ウォーター (アバター2) は個人的に微妙だったので、あまり行くつもりは無かったのですが誘われてまぁ観ておくかぐらいの感じでした。前作は水で今作は炎の土地に行くのかな?と思ったら全然そんなことは無かった。ストーリーライン含めてだいぶ前作と似ているのですがもっと分かりやすくやっている感じ。大佐そんなキャラだっけ…みたいのはありますが好印象な改変ではあります。今作だけ見てもほぼ問題ないような構成でした。

綺麗で迫力ある映像と爽快なBGMに反してやっていることは戦争映画より戦争で個人的には中々のショックを良い意味で受けました。

全編がっつり3Dが設定されているのは、ゲームエンジンというかほとんどがそもそも合成だからその辺りは自然にあるんですよね。3D表現は最初の15分は違和感ありましたがその後は慣れました。ところどころハイフレームレートにしているのかその辺りはPS5のゲーム映像みたいでした。これはあまり褒め言葉ではないです。ただ、映画で最新映像をばこーんと見れるというインパクトは良かったです。上映時間は驚異の3時間越えですが、分かりやすくセクションが切られていてダレることもなく楽しめました。ただ、眼精疲労がえぐい。個人的にはやっぱり3Dよりは明るさ・ダイナミックレンジを優先して欲しいなと思いました。まぁこの辺は映画でしか体験できない3Dという位置付けでも成立するのかもしれません。

今回は時間の都合で相当久しぶりに吹替で見ました。吹替の3D-IMAX!これは大正解でした。とにかく映像がぐるんぐるんと動くので字幕を追うのは大変だったと思います。これ全員(?)言ってることだと思いますが字幕だと暗いシーンが明るくなってしまうのでそういった点でも有利なんですよね。

ところで、Wikipediaによるとアバター4は2029年、さらにアバター5は2031年に予定されているそうです。え、アバター5までやるの!?


2025年2月19日水曜日

さようなら、himamuraさん

 また一人、私の人生に大きな影響を与え仲良くしてもらっていた方が急逝されてしまいました。
元TTN柏イニシエーター今村さん、急逝 R.I.P. Imamura san


この7年程はお会いする機会もなかったのですがFacebookでご活躍をウオッチしており、昨日も移住先で採用活動していくぞーとポストされていたばかりで。悲しさというよりはほんとに?というぽっかりした気持ちです。

暇村さんは、確か私が学生時代にOSC TokyoとかAndroidの会とかで精力的にはARMやLinaroの取り組みを発表されたような覚えがあります。懇親会でも仲良くさせてもらいました。そのあとに関東Qt勉強会というのも一緒にしたり。とにかく情熱的で楽しそうに発表するのが印象的でした。私がオープンソースコミュニティや組込み界隈に踏み込んだきっかけの一人であることは疑いの余地がありません。上田さんもそうだったけど歳の差が離れていても子ども扱いもせず対等に扱ってくれる方でそれが心地よかったのかもしれません。(振り返ると自分は精神的に幼かったと思うのですが…)

暇村さんはその後ドローンとかのハード方面中心に活動される感じになり、私もQtからは離れていったので自然と疎遠となりこの7年程はお話しする機会もなかった… いや、RISC-V勉強会でオンラインで参加されてるのは見かけたっけかな。ともかくまさかこんな形でのお別れになるとは思いませんでした。

最後に、素敵なQtに合わせてくれた今村さん今までの運営本当にありがとうございました。https://nekomatu.blogspot.com/2012/12/kantoQt.html


でも、一番無念なのはお子さんもすっかり独立して移住もしてこれからまたやっていくぞ~と思っていた本人だと思います。いつも言っていますがこればっかりはどうしようもないことだと思います。今はどうか安らかなご昇天をお祈りします。私が行くのはもう少し先だと思いますが、その時は積もる話も聞かせてくれたら嬉しいです。

2024年7月28日日曜日

太陽光パネルを設置するときに考えたリスク

 この記事では設置をする前に考えておきたいことを述べます。どのメーカーが良いとかはまた別途。

  • No1. 雨漏りリスク
    • 一番気になる点ではないでしょうか。構造上、防水層を貫通させた工事がほとんどの場合必要です。金属屋根でカバーキャッチ工法が選択できれば回避することができますが、注文住宅で織り込み済みの方の場合に限られるでしょう
    • 逆に言えば、ほとんどの工事は貫通させているわけなので高い実績があるといえます。ちゃんとした施工業者に依頼すれば問題ないと考えることができます
    • ちゃんとした施工業者とは、メーカの認定を取得しているかが基準です
      • ID認定とか言われてたりします
      • そういった業者は売り文句にしていることも多いので確認してみてください
    • 国内メーカーの長州産業は雨漏り10年保証をやっているので1つ選ぶ材料になるとは思います
      • この保証は認定業者の施工である必要があるだけでなく写真などの証跡が必要。つまり、手抜き工事や抜け漏れが起きないようにしていることが一番の価値だったりします
  • No2. 耐震リスク
    • 高い位置に重量物を乗っけるので構造的には揺れに弱くなります
    • 気にしすぎるとノイローゼになるので知っておくぐらいでよいと思います
      • 乗っけてたから潰れたのか乗っけていなかったら潰れていなかったのかは考えないほうが良いと思います。これを考えると相当人生がつらくなると思います
      • 参考として熊本地震の被災写真があります。耐震等級1でも繰り返される地震に耐えきれなくないということが実証されてしまいました。それでも1階が完全につぶれるのは回避できているのが多いです(つまり、家が壊れても中の人が守られる可能性が高い)
    • 載せることでどれくらい弱くなるのかは構造計算をしないと分かりません
      • 弱くなる!と述べる人は多いのですがどれくらい弱くなるのかを定量的に語るのは難しく、それを述べている人はほとんど見かけたことがありません
        • まぁリスクを語るのは簡単ですし、その人も言ったよねというスタンスが欲しいのでそういう傾向にはなるんだと思います
      • 残念ながら施工業者は構造計算してもらえるところはほぼありません。不安であれば家を建ててる工務店ならばお願いしたらできるところはあるかもしれません
        • 工務店でも構造計算できるところはそんな多くないのが実情です
        • 3階建ての場合は構造計算必須なのでそれが目安になるかもしれません
  • No3. 30年後の屋根リフォームリスク
    • この点について触れられている記事が少ないので注意してください
      • 家全般についてですが30年後については語らないケースがほとんどです。なぜなら、今契約が取れれば業者としては十分ですし30年後に会社が存続しているかは未知数です。自分のことは自分で考えないといけません
    • もし何らかの理由で、屋根の交換工事等をするときに課題があります
    • パネルがないただの屋根の場合は、既存屋根に上乗せしてしまうカバー工法が使えます。
    • 設置されている場合は当然邪魔になるのでこれを取り外さなければなりません
    • しかし、防水層を貫通させてビス止めしているものを外したらどうなるでしょうか。穴だらけになってしまい、一番重要な防水ができません。
    • そうすると撤去したうえで防水シートから貼りなおす大規模なものになります(屋根についてほぼ作り直すことになる)
    • 例えば、自分が60歳の時に30年目の家の屋根リフォームすると考えます。そのために、ここまでの大規模更新しなければいけないのかは悩ましく感じます
    • 私の作戦としては、そもそも屋根に致命的な問題が起きて交換する羽目にならないように定期検査を怠らずに問題が大きくなる前に補修などを適切にすることで回避する方針です
    • また、そもそも住宅自体を老後になったら売るか解体して土地売却するかという作戦でもあります
  • No4. 蓄電池の処分費用 
    • これも設置後のことは知らんぷり問題があります
    • 今の蓄電池はリチウムイオン電池で15年保証などありますが間違いなく劣化していきます
    • 今だと相場20万ぐらいするようです。処分費だけでなく物理的に大きくて重いため撤去費・運送費も高いのです。メーカが自分の製品を有償で引き取ってくれるサービスを出しているところも出てきていますが、無いメーカも多いです
    • この辺の法的整備が不十分と感じます

屋根とパネル設置について
建売とか多くの住宅で使われている屋根材のスレートの場合。
  • 屋根は垂木に野地板というものを乗っけて、そこに防水シート(専門用語だとルーフィングと言います)をかぶせて、その上にスレートと呼ばれる屋根材を乗っけている構造です
  • スレートで多くの雨水や太陽光などを受け止めます。それより溢れたものは下に回り込んで防水シートが受け止めて流れる2段構えです。
  • スレート屋根は耐久性30年と言われています
  • 太陽光パネルの設置には架台を設置しますが、防水シートを貫通させたビス止めが必要です(スレートもただのぺなぺなな板なので)
  • ただし、この点については実績多数あるためリスクではあるが問題ではありません(ブチルシールというむにゅっとしたゴム材で密着させ、ネジもシーリング付きのものです)
  • 問題は屋根交換などが必要になった時です。交換するためには架台撤去をしなければなりませんが、そうすると穴だらけということになります。ルーフィングを張りなおさねければならないので大規模なものになってしまいます。
  • 逆に言えばこれを考えなければ大きな問題とは言いにくいと思います。
ちなみに、金属屋根の場合は貫通させずにキャッチ工法という方法が使える場合があります。ただし、金属屋根は価格の問題だけでなく職人さんも少ないので注文住宅とかじゃないと採用されていない気がします。
Own your riskで頑張っていきましょ~。

2024年1月3日水曜日

さようなら、上田理さん

 上田さんとの出会いは、新卒1年目に会社の先輩に連れてきてもらったテクニカルジャンボリーでした。私はその常連になり懇親会にも参加して一緒にお酒を飲んで仲良くさせてもらっていました。月日が経って、私がやんごとなき事情により急遽退職したときに、今の会社に誘ってくれたのも上田さんでした。部署は違うけれど仕事柄やはりOSSを取扱うことだったり社内イベントで週1ペースでよく顔を合わせて会話をする仲でした。歳の差はかなりあるのですが、価値観が合うというか馬が合う方でした。ねこまつさんだいぶ英語できるようになったねとか家買ったんだとか私の成長を喜んでくれる方でもありました。

上田さんは、本当にいつまでも魂が若い方でした。少年のような無邪気さと情熱が全く衰えない。OSSとそのコミュニティが好きすぎて、語り始めると超早口になる。日本語でも英語でもそうでした。基本的には穏やかな紳士ですが、感情が高ぶると前のめり。たまに失礼になるのだけど、本音で話しているのがよく分かるから、そこがまた彼が多くの人に好かれるキャラクターでもありました。

上田さんは相当多くの時間をご自身が経験したオープンソースコミュニティがもたらす素晴らしさや衝撃を伝えることに割いていたように思います。こんなすごい人がいるんだぜ、こんなやり方があるんだぜ、実際にうまくいってるんだぜ と。社内社外問わず講演や雑談をしていました。最近は慶応義塾大学とも何か活動されていました。だから、教え子の人数は相当いて看過された人も少なくないようです。https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=KO12005001-00002016-0051

そういえば、本も無事に出版してましたね。OSSライセンスの教科書 というやつです。

また、趣味も私が知っている限りでは鉄オタであり野鳥系を中心にカメラ好きでもありました。ほぼ毎日公園に行って撮影してはFacebookに写真を上げて四季の移り変わりなどをコメントしていました。上手ですよねっていうと決まってカメラの性能が良いからねと照れ隠ししながら謙遜していました。確か年末に天ぷら揚げてたりしてたから料理も好きっぽい。

ここ最近は、役職定年やジャンボリーのクローズなど譲ることも意識して行動されていました。譲ることが一通り終わった最中でもありました。じゃあもうすっかり引退かと思いきや、まだまだプレイヤーとしてOSSやコミュニティのありようが変わりつつあることについても一緒に話していて、社会・コミュニティ・会社にとってどうしていくべきだろうかとか難しいことにも取り組んでいくさなかでもありました。

やはりこんなショックなのは、親しかったということに加えて突然のことだったということにあると思います。上田さんはやりたいこといっぱいあっただろうし、私もまだまだ話したいことがあったし飲みにも行きたかった。上田さんの体験したことや歴史をもっと知りたかった。それが叶わないことに対する喪失感ややるせなさです。

とはいえ、年齢が上がれば肉体的なリスクはあるし、私も若くてもそれこそ事故や災害があれば誰にだって突然はやってくるという気持ちは昔からずっとあって。まぁ、でもまだだいぶ先になるとは思いますが再開する時はまた仲良くしてください。ひとまずは、さようなら…!

社会とともにOSSを育み、イノベーションにつなげていく - Sony

In Memory Of Ueda San - OpenChain