2011年1月17日月曜日

アメリカの動画配信事情

今日の朝日新聞で気になる記事があったので。
「動画配信 米で急伸」-最大手は会員2000万人 2年で急増ー
そして、ビデオ店を駆逐と小見出しが踊る。世界第祭のレンタルビデオチェーンだったブロックバスターが倒産したという記事も合わせて載せているのだ。04年には世界に9千店舗以上あったという。わずか5年の間だった。
ちなみに、ここでの動画配信とはテレビで見る動画でビデオオンデマンドなどを指している。
一方で通信網は限界があるとも書いている。動画配信にただ乗りされていると通信業者が反発しているというのだ。一部のネット接続辞表者は帯域制限を早くもはじめてるという。この議論は割と古くて新しい。いわゆるフリーライド理論である。
ところで、世界で一番接続環境が良い日本はどうだろうか。電子書籍でにわかに盛り上がってきたように思えるが動画は全くと言っていいほど普及していないと思う。アクトビラやCATVのオンデマンドサービスがあることにはあるがなかなか微妙である。環境はそろっているはずなのになぜ普及しないのか。
それはコンテンツ不足である
日本の出版社はあまり電子化をしたくないようだ。理由はさっぱりわからない。よく聞く話では違法コピーがうんぬんとあるが、それ以上に利用者が増加し利益につながるという発想に至らない理由がわからない。放送関係は法律が邪魔をしていることも有名だ。結局、世界一のアクセス回線は(無駄な)高速道路の置き換えにすぎないというのが現状ではないだろうか。

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