2013年4月20日土曜日

小さなことでもバグ報告して貢献しよう。 関東Qt勉強会 #14 に参加しました。 #qtjp

基本的にはもくもく

【関東Qt勉強会 #14】何でもいいからバグ報告しよう。【参加した】

前回の勉強会の後日談的なことをお話しさせて頂きました。




批判の声が

そして、もう一声


パッチを送るんだ・・・!

バグ報告するのです。
バグというとプログラムがクラシュするだとか、ヘンテコな意図しない動作するとかを思いがちですが、オープンソースでは実際にはもっと広範囲なことが多いです。
Ubuntuも例に漏れず、こうしたほうが良い、こうなんじゃないか?などを書いて良いことになっています。
なお,Ubuntuにおける「バグ」の定義は非常に幅広いものです。たとえばUbuntuの最初の最初のバグは「Microsoft has a majority market share(Microsoftが市場シェアにおいて多数派すぎる)」ですし,「○○というパッケージがない」などといったものも「バグ」としてLaunchpadに登録することになっています
引用元: Ubuntu Weekly Recipe » 第44回 Launchpadの使い方

さて、私が発見したバグはUbuntuプロジェクトなので、LaunchpadがBTS(Bug Tracking System)です。(どうゆうものなのかは上記参照)
目的のプロジェクトを開いて、Report Bugをクリックします。
すると、Summaryを入力する画面が出てきます。ここで簡潔に伝えたいことを書きます。すると、過去のバグ報告を含めたものが検索されます。
これはいわゆる既出の問題を登録してしまう、多重登録を防いでくれる仕掛けです。
なければ、「No,I nedd to report a new bug」ボタンを押して先に進みます。
ここで、Extra optionsを開くと添付ファイルが付けられます。
もちろん、パッチを添付することが可能ですが、画像(スクリーンショット)で伝えたほうが良いこともあると思います。
文章も大事ですが、見てわかることはきちんと画像で報告するべきでしょう。
例としてはWelcome screen clipping on smaller resolutions/windowsのような類です。

Launchpadの機能として(Bug heat)炎上ボタンがあります。自分でもこのバグ再現するぞ!という報告をするのに使います。
というのも、みんながReproduce(再現)した!とノートに書くと議論などが埋もれてしまいます。
そこで、クリックひとつで燃料投下できるようにして、より分かりやすく表示してくれる仕組みなのです。
LaunchpadBlog - Feeling the heat
ちなみに、点数の付け方はこちら
1000点を超えるほどの大炎上になると誰かがやってきて直してくれるそうです。

まとめとしましては、
自分でできることはやろう。です。
パッチが書ける人が問題の発見というプロセスをスキップできます。
パッチがかけなくても、こうしたほうが良いと書けば、分かる人がより良い提案をしてくれるかもしれません。
一つ一つは小さいことかもしれないけれど、それが集まると大きなパワーになる。というのがオープンソース何じゃないかなぁと実感できた体験でした。
terminal emulator is fixed in gnome-terminal

ちなみにQtもオープンなプロジェクトです。BTSにはJIRAが使われています。
https://bugreports.qt-project.org/

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