概要はこちら
http://japanese.engadget.com/2016/10/04/google/
所感とか
Made by Googleということで、メーカー色が一段と濃くなった印象です。アプローチとしてはAppleに近くなったとも言えるのではないでしょうか。
Googleがメーカーじゃなかったら何なの?って自分は思っているのですけど、ウンウンと言ってくれる人は少なめです(´・ω・`)
PixelPhoneはまさにそんな感じでGoogleとしてのサービスを楽しむためのデバイス。と性格がワンラク上がった印象です。
純粋なAndroidを楽しむ。からGoogleのサービスを楽しむにシフトした。というところです。
一方でAndroidのリファレンス機としてのNexusシリーズが終わってしまいました。
N5Xとかもサイトから消失してる始末です。個人的にはそこのラインは残さんとアプリデベロッパーは辛くない?という気持ちです。
いうてもPixelが事実上のリファレンスということになるんでしょうが。DaydreamReadyな唯一の端末とか、GoogleAssistant対応の最初の端末とか。
Androidのリファレンス機がハイエンドクラスでいいの?というのはつきまとうんですが、
それをいうとNexusシリーズもふらふらしてるじゃねーかというのがあると思うので割り切りですな。
個人的にはリファレンス機は最先端を行っていて、下はそこから下ろしていく格好が未来を見せるという意味では正統派だと思っています。
なので、良いのではないでしょうか。うん、私のお財布は痛いけど!!
Androidでハイエンドモデルで張っているブランド、GalaxyとかXperiaあたりはPixelがガチ競合になっちゃいそうで頑張れ〜って感じになりそう。
つらつらとPhoneについて書いてしまいましたが、やっぱり目玉はGoogleAssistantっぽい感じです。
でも、こちらは使わないと分からない。自然言語処理ということでローンチされるエリアは限られています。日本語サポートはいつになるかなぁ?
こっちで書いてるように"検索や閲覧のアクティビティ"は有効にしないときっと使えないでしょう。
うぅ、でもGoogleアシスタント。使ってみたいしなぁ。gmailを取得した頃からOFFにしてたトラッキング機能。ついに有効にする日も近そうです。
発表されたもの
さまざまな発表がたくさんあって、どう書き出せば良いのか困りましたがとりあずトピックごとに書き出してみました。
Pixielというスマホが発表されました
何故か分かりませんが、iPhoneを意識した発表になっていました。(イヤホンジャックがついてるとかカメラが出っ張ってないとか、写真でいっぱいにならないとか)Pixielは次に述べるGoogleの新サービスがいち早く使える端末。というポジショニングにもなっています。
649ドルということで結構お高い端末に仕上がっています。
ハードウェア面では手ブレ補正付きで4K動画対応の強力なカメラやUSB-PDによる15分充電で7時間動いちゃう。とかは魅力的です。
更に驚きとしては電話とチャットのサポートもつくそうです。というのも、NexusシリーズはブランドはGoogleでもメーカーはそれぞれが存在していて彼らが対応していました。
Pixielユーザーは写真・動画が無制限にアップロードできるそうです
GooglePhotoは今でも一定の条件においては無制限で保存できます。しかし、品質が落ちてしまうよりそのまま保存できたほうが良いに決まっています。なんと、Pixielユーザーは完全に無制限で保存できるようになりました。すげぇ。端末本体の価格が高い分、このような話が出てくると揺れ動きます。
GoogleAssistantが発表されました
自然言語で対話的に様々な処理が出来るもの。GoogleNowのインプルーブ版だと思えば概ね外れてなさそう。例えば、XXXの音楽を聴きたいといえば再生される。デモでは何故かYoutubeが立ち上がってた。
この辺、アクションに対してどのアプリが立ち上がってくるのか?とかそもそも自然言語のイベントに反応するアプリはどうやって作れば良いのか?とか疑問がわきます。
「Actions on Google」というフレームで提供されていく模様です。
基本的にはインテントの仕組みが良く出来ているので、自然言語とはいえある程度まで落としきれば任意のアプリに対して指令することはそこまで難しいとは思えません。
DayDreamViewが発表されました
DayDreamとは、AndroidにおけるVRフレームワークのブランド名みたいものです。DayDreamViewは、それに対応するヘッドセットデバイスということになります。価格は79ドル
3次元加速度センサー内蔵の小さいコントローラーもセットです。
また、ゲームに限らずYoutubeやNetflixのようなコンテンツをヘッドマウントディスプレイならではの大画面で楽しめる。というのも当たり前ですが抑えられています。
スマホゲームユーザーと同じく、コンソールゲーム機やPSVRを買うほどじゃないけど、興味はちょっとあるな〜というライトな層が手が出ちゃいそうな価格設定です
GoogleWiFiが発表されました
値段は1台129ドルで、3台セットだと299ドルと複数使って欲しい前提。Googleの無線APというと、OnHubを思い出しますが、こちらのほうが安いっぽいです。
WiFiはその性質上、APがたくさんあるほうが合理的ですが、本製品がいわゆるよくある中継器のセットなのかそうでないのかはよく分からず。
アプリを使って、特定のデバイスに利用制限をかける機能もあります。
自前でやる。という意味ではNexusシリーズからPixcelシリーズの移行と同じっぽい動きではありますが、自前でそこまでやりたいモチベーションが個人的にはわからず。
GoogleHomeが発表されました
https://madeby.google.com/home/AmazonEchoみたいなデバイスですね。前々から噂されていましたが、GoogleAssistantのローンチとセットで発表された格好だと理解しています。
お値段は129ドル。お部屋それぞれに複数置いておいてもホームコントロールを上手にやる。みたいな説明もありました。しかし、そんなポンポン買い足せるようなお値段では今のところありません。
個人的にはそんなにおしゃべりコントロールしたいかなぁと思ってたりするのですが、普通にお布団の中からぼそっと呟いて電気消したかった。それぐらいだったらYoutubeを見てるタブレットでOK,Googleすればいいのかな。
OK Googleっていうと、自分の周りの3つのデバイスがピコン。とか言ったりしないのでしょうか。デバイス名に愛称でもつける必要が出てきそうです。
なぜ人は音声で電気を消したいのだろう…。と思ったけど、自分とか寝落ちする前に電気消したかった— nekomatu (@nekomatu) 2016年10月4日
ChromecastUltraが発表されました
Chromecastの4K+HDR対応版です。69ドルと安い方だと思います。当然、コンテンツで稼ぐためのデバイスなので原価に毛が生えた感じかとは思います。無線LANだけでなくEthernetケーブルにも対応です。うん、4Kだと安定した通信としては有線が欲しいよね。QoSしても他のデバイスの邪魔しちゃいそうですし。
正直、そこまでのスペックならAppleTVのようなセットトップボックスタイプのほうがユーザエクスペリエンスが良さそう。と思ったのですが、
GoogleHomeとのコンビネーションなどを含めてあくまでもChromecastのインプルーブ版という立ち位置で出してる模様。
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