なかなか近場で行く機会がなかったのですが、ついに行ってきました。
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/
この科学館は、いわゆる理系。というような分野を広く取り扱っていて主に園児から小中学生まで向けの物が多かったです。
平日の昼間はプラネタリウムは生徒さん向けにリザーブされていたりするので、おそらく課外授業として取り込まれているのではないでしょうか。
取扱のトピックとしては、次のような感じでした。
- 生物
- 電気
- 物理
- 宇宙
- コンピューターサイエンス
いずれも体験に力を入れて設計されていることは明らかで、科学の基本である観察を促し、気付きと発見の喜びを経験できるように随所に工夫が観られました。
工学系出身の私としては、内容はどれも知っていることは多かったのですが、大いに五感を刺激されて楽しむことが出来ました!
世界一の大きさのプラネタリウムは圧巻で、一人ひとり独立した椅子に後ろが振り替えれるように45度ぐらい椅子が回せるようになっていました。
今月のテーマが衛星ということでしたが、まさか昨日打ち上げられた”みちびき”についても取り上げられるなど、密着型でした。
てっきり同じものを上演するものだとばかり思っていたら、解説員の人が50分近くみっちり話してくれるというものでした。
ところで、解説員の人は何人眠らせるか?にチャレンジしてるとしか思えないほどゆったりと寝かしつけるように話されるのが印象的でした。
(時間が進むたびに寝息がひとつ、ふたつ増えていくのがやばかったです)
最近のいわゆるトレンドに関しても、わかりやすくまとめられたボードが展示されていたりする。
ニュースとかで話題になっていることについても、詳しく知ることができるようになっている。
>名古屋市科学館 | 科学館を利用する | 展示ガイド | キーワード検索 | 「し」ではじまるキーワード |キーワード【GFP メダカ】 | 遺伝子ミニラボ
GFPメダカの展示や来場者にYes/Noを問いかけるものも。
ゲームでGFPメダカにするための実験作業を体験することができる。このゲームは時間あたりに素早く遺伝子を注入する。というものなのだが、
ゲーム終了後になぜなのか?という説明を見ることができる。遊びを通じて必然性や生命の不思議に感心がもてるようになっていた。
他にもパネルの裏側を覗くと、トリビア的な事項がこっそり書いてあったりして何をしても飽きない。
施設そのものも常に関心が持てるように色々工夫がなされている。
ただのロッカーなのだが原子番号と一致するようになってたり。エレベーターに遮熱シートの差を体験できるようになっていたり。
壁面緑化の説明はよくよく説明を見ると、ある法則があるけど見つけられますか?のような問いかけが書かれていたりする。
最近よく見かけるが、ここでもエレベーターやエスカレーターがスケルトンモデルで機構が見えるようになっている。
施設の外には、H-IIBロケットと国際宇宙ステーションの日本の実験棟きぼうの試験機などを見ることができる。実物サイズで大きさを体感することができる。
カフェが隣に併設されていて、ランチも取れる。再入場可能。
極寒ラボ、放電ラボ、生命ラボといった人数制限付きの体験型コーナーもある。
解説員が丁寧に説明してくれるので理解が深まる。
金属疲労とはなんぞや?というのが学べる装置。カウンターが付いていて実際に折れるまで測定する。
来場者がハンドルをひたすら回す。
宇宙に関するスペース。ただの展示物かと思いきやちょっと離れたところに望遠鏡がおいてあり観測できたりする。
2枚めの写真はお姉さんがちょうど展示物を鑑賞してしまって見えないが、月の説明が書いてある展示物を拡大して観測できる。
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