Qt Quick概要
Qt QuickはGUI周りを作るためのものなのですが、iPhoneのようなUIをサクサクと作ることを目指したものらしいです(ほんまかいな)言語はQMLと呼ばれるもので、XMLライクなものです。どんなものかはIntroduction to the QML Languageを見てください。実際にはJavaScriptを書いたり、HTML5を書いたり、はてにはGLSL(OpenGL Shading Language)を書いたりとなんでも埋め込んでしまえる代物です。
発想としてはAdobeAIRに近いと思います。多分… 盗み聞きなのでわからないのですが、シェーダー周りを書くことはAIRではできないそうです。
ターゲットとしては、既存のQtユーザーはもちろん、Webデザイナーとかもということですね。見た目重要ですからね。見た目は超重要(大事なので2度書きました)
QMLで抑えてきたいところ
個人的に勝手にまとめただけです。ものすごいドキュメントが充実しているので、できる人は順番に追っかけていくだけでそれなりにできてしまうはずです。- Element 枠組みですね。リンクをクリックしてもらったほうが早いです。QMLを始める前にこんなものがあるんだぁ〜ぐらいは知っておかないと後々悲しいことになります。 基本的にはElementを入れ子にしていて複雑な要素を創り上げていくイメージです。 GraphicsのRectangle(矩形)の中にMouse and InteractionのKeysを入れて、キーボード入力を入れたり〜ってかんじです。 QMLらしいなとおもったのがGraphicsのParticlesですね。ぜひ、リンクを踏んで眺めてみてください
- Basic QML Elements
- Graphics
- Text Handling
- Mouse and Interaction Area
- Transformations
- State
- Animation and Transitions
- Models and Data Handling
- View
- Path Definition
- Utility
- Graphical Effects
- Properties プロパティです。要するにElementを構成している値ですね。RectangleだとWeight(横の長さ)、Height(縦の長さ)x,y(設置される位置)などなどがあります。どんなプロパティを持っているかはElementのリファレンスを読めば書いてあります。一応、Type(型)もあるのです。Elementの オブジェクト指向なので、たいていはElementのID.Propertyで要素にアクセスできるようです。 そうそう、PropetyはElementごとに様々ですが、抑えておきたいのはidプロパティですね。これでElementを識別しますから、外から弄りたい場合は設定必須でございます。
- QML Animation and Transitions やはりQMLといったら綺麗なアニメーションでしょう。これについてはまた今度。
基本的には、4時間のセッションで上記の内容をいくつかピックアップしてレクチャーしてもらえました。
アニメーションの部分は画面遷移の取り扱い方とかが絡んでくるのですがよく設計されているなぁという感想です。(私はGUIプログラミングをしたことがないのでこの世界では当たり前なのかもしれませんが)
全体像が見えたので、なんか私にもできそうな気がしてきてやる気が出ましたですよ!
0 件のコメント:
コメントを投稿