端的には、
- FinTechという分野のお話
- 銀行系APIがない世界ではセキュリティ的には相当のリスクを背負う必要があった
- 銀行系APIには、参照系APIと更新系APIと呼ばれるものがある
2016年2月頃に家計簿アプリを使ってみた という記事を書きました。
この中で、"便利だけど危険すぎる金融連携機能" ということを書きました。
銀行系APIというものが無い世界では、生のIDとパスワードを渡しておき、サービサーが勝手にスクレイピングの要領で情報を取得・整理してくれるというものでした。
参照系APIと、読み取り専用のAPIが出てきたり、さらに振込みをオペレートできる更新系APIというものが徐々に出てきました。
ついにメガバンクが「更新系API」を提供開始、マネーフォワードが経費精算振込で連携一番乗り
三菱東京UFJ銀行、振込申請が「クラウド会計ソフト freee」上から可能に、法人口座「BizSTATION」で
特集:FinTech入門(2):FinTechの要はAPI公開――公開側、利用側、ソリューション提供側が語る、その実践ノウハウとは (1/2) - @IT
歓迎できる流れですので、どんどん流行って欲しいです。
ちなみに、自分は家計簿は最近はつけていません。サービスも全て解約しています。
というのも、おおよその毎月の出費の傾向が分かったためで継続してつける必要性を感じていないからです。ID/パスワード預けたくないですしね…。
経産省として、電子レシートの標準化。みたいな取り組みも行い始めているようです。
買物レシートの電子化を通じたデータ利活用に関する実験を行います~個人を起点にした購買履歴データの流通環境の整備~
この辺りの整備が進むと、グッとFinTechが身近になって活性化しそうな予感がします。
実のところ、ApplePayなりで支払う側はだいぶテッキーになっているので、あとちょっとだとは思うんですよねー。
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