中国恒大集団が米で破産申請、債権者からの差し押さえ回避狙いか…負債額49兆円
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230818-OYT1T50148/
このブログは個人の備忘録です。
金融のことってわかりそうで本質がいまだに掴めていません。早くNISAとかやったほうが良いのに…。
さて、このニュースですがいったいどういうことになるのでしょうか。
これについてちょっと友達と雑談したのでメモ書いておきます。
- 基本的には、期日までに融資(借金)を返済できていれば赤字でも経営できるのが会社というもの
- 一方で、黒字倒産という言葉がある通り、期日までに返済ができないと倒産してしまう
(上記と合わせてキャッシュフローが大事という話) - 期日を待たなくても危ないと思ったら融資を引き揚げたり差し押さえたりできる模様。恐らくここは契約次第なのだと思う。(商習慣を始め理解がないためため妄想)
- 中国の不動産周りについては長らくバブルを指摘されていて、その象徴ともいえるのが中国恒大集団
- もし、不安が広がり次々に引き上げられてしまうとあっという間に現金が無くなるし、売りが売りを呼ぶみたいなことが起きる
- 通常は返済が難しくなって会社を畳むために破産手続きを始める。ただ、今回はもう少し攻めの感じで、不安による引上げが重なり市場不安が発生させないことを目的に申請したという見立てがある
- ということは、十分な資産を有している可能性があり多くが返済されてめでたしめでたし となる可能性がある
- しかし、ここでの資産とは不動産関係である。土地やマンションが実需にそぐわない形で資産価値を持ってしまっていることがバブルという話であり、日本で手痛く経験したことである
- 結局、金融の貸し借りについては、貸したお金が期日までに利子がついて返ってくることが望めれば成立し、返ってこなかった場合の保険として担保がある
- それが合理的な内容なのかは借り手・貸し手の当事者の間と市場によって形成されているだけである
- 今日の金融は証券化しそれをミックスしたりパッケージにしたり。つまり、確率をはじいたものをまぜまぜにしたりとしている。そのために、ドミノ倒しで弾けていくことが恐れられている。これは国家もうまく把握しきれていないというが現代の金融の問題点 という理解。
- さて、どうなるのか…?
この中国不動産バブルの話は今に始まったことではないので市場全体としては織り込み済みにつき、無事に軟着陸に成功するだけかもしれません。
ただ、この楽観的な予想が外れて市場が混乱することが懸念とされているのでしょう。海外資本がどこまで入っているのかだったり、中国経済の混乱が何を及ぼすのかだったり。
個人のレベルでは株などをいったん現金化しておくとかそういうのはあるかもしれません。そういえば、株価が上がって喜んでいた人は多く見かけたのですがそれを利確(キャッシュ)にした人はあんまり見ないんですよね。この辺の塩梅が正直私にはとても難しく感じています。その点で売却しないで得られる配当とか金利は気持ち的には扱いやすいなと感じます。
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