思ったこと・まとめ
今回のヨーロッパ旅行で一番楽しかったのが、バルセロナです。正確に言うと、アントニ・ガウディさんの建築物とそのガイドが素晴らしかった。という感じです。
最初は食事がおいしいよ!と教えてもらって、行くことにしたのですが、食事はあまり楽しめませんでした。
曲線が生み出す柔らかさや芸術性の高い煙突など前衛的という他ないですが、人を引き付ける不思議な魅力があふれていました。
一方で建築物として重要な機能的な部分においても十分な配慮が随所に見られ、ただの使い勝手の悪い芸術品としてないところが、妥協しない姿勢のようなものを感じました。
また、グエル伯爵という強力な理解者であり後援者がいたことも見逃せないポイントでした。
スペインのダンスといえば、フラメンコ。これもとてもよかったです。
まず、タップダンスである。ということも何も知らなかったのですが、圧巻の迫力でした。
アコースティックギターのほか足踏み、手拍子、歌声で複雑なリズムとメロディが展開されていく様は音楽的にもテンションが嫌でも高まりましたね。
なんか変なリズムが混ざってるなぁ。というのがあったのですが、観客が手拍子してるものでした。かなり萎えるのでやめましょう……。
出会うスタッフさんはみな明るく、とりあえず、何でもあいさつ代わりにHola(オーラ)で言葉を交わし始めて笑顔で接してくれるのでとても気分がよかったです。ホテルのおばちゃんですら、自分の英語がポンコツで、怪訝な顔ながらもDo you understand?とちゃんと聞いてコミュニケーションを続けてくれたのは優しさですね。多分、本人はホントになんだこいつ。って感じだと思っていたと思うんですけど、ほったらかしにする。という選択肢を取らないのは人の良さにほからないのです。
行ったとこ
- サグラダファミリア
- カサバトリョ
- サンタマリアダルマル教会
- グエル公園
- グエル亭
- 市内を散策
Day3 バルセロナ
早朝からパリからバルセロナにLCCを使って移動です。EasyJETという会社で、スマホアプリがとても使いやすくペーパーレスでチェックイン出来ました。
オンラインチェックインは済ませていたのですが、荷物預け入れのところに並んでいたら、スタッフさんに声を掛けられて、
手荷物持ち込みでチェックイン済んでるなら、そのまま保安ゲート行けばいいよ。と親切に教えてくれました。
あ、重量チェックないんだ…。この辺が飛行機はまだよくわかりません。寸法がおおよそ問題なければ重量オーバーしないという考え方ですね。
市内へは、エアロバスという高速バスがあるのでそれを使います。
事前にオンラインで購入しておくと、運転手さんにそれを見せるとチケットを発行してもらえます。
さて、市内まで行くはずだったのですが、明らかに途中の何もない広場で降ろされました。ここが終点だよ、降りて!って言われてね。
なんでカタルーニャまでいかないんだ?みんな困惑しとる— nekomatu (@nekomatu) 2017年10月12日
んで、さすがに英語が出来ない自分でもナチュラルにWhy doesn't go to の文脈が出てきましたよ。
えええ!?ストライキで途中で下ろされちゃうのwwww— nekomatu (@nekomatu) 2017年10月12日
自分の耳がおかしいのかと思って、調べると。
⚠️ De 9h a 14h única parada en Drassanes | From 9am to 2pm only stop at Drassanes | De 9h a 14h única parada a Drassanes. ⚠️ pic.twitter.com/vd7g1T0ydB— AEROBUS BCN (@aerobusbcn) 2017年10月12日
ホテルまでは歩くと40分。荷物を持って歩くのは辛いので、タクシーにすることに。
しかしながら、このままでは何か悔しいので、タクシーアプリを使ってみることにしました。
バルセロナではCabifyが公認のようです。ギガをすり減らしてインストールして、クレジットカードを登録。
GoogleMapと連携しているのでホテルを設定。アプリそのものは日本語化されているので超簡単に使えました。
この手のアプリは初めてでしたが、リアルタイムに車がやって来る様子が示されて、簡単にわかりました。
ドライバーさんは気さくで、パリじゃなくてバルセロナにいるんだなーと実感しました。
ちなみに、彼はストライキのことは知りませんでした。
さて、本日のホテルは1泊1万円で市内です。あっあれー・・・、目の前に止めてもらったのだけど宿がない…?
どう見ても、住宅街の住宅。
よくよく見ると、ホテルの名前が。まじか…。ここからブザーを鳴らしてエントランスを開けてもらいました。
この時、受付は1階だよ。と言われたのだけど、なんで聞き取れたのか不明。
それで、さらにそこで3階でチェックインしてね。と言われました。ムズいぞ…!
3階まで行ったけど、右と左があってどちらか分からず、また戻ってくるなどウロウロしてました。
なお、ゼロ階が地上なので、3階は日本だと4階になります。
んで、どうにか3階に入るのですが、今思うとどうやって入ったか謎です。
ここも鍵がかかっているのですが、締りが甘くてロックされてなかったようです。
んで、入ると人気がなくまたウロウロ…。怖くなって大きな声で呼ぶと奥からおばちゃん2人が出てきました。
チェックインする時間より前だから荷物だけ預けたい。ダメ元で早めに部屋使えないか確認すると、
このパソコンでやるんだよ。と指を刺され…。
あの、、どうみてもWindows10のブルースクリーンの画面ですけど。
おばちゃんがマウスとかキーボードいじるけど動かず。そりゃそうだろうな。と思いながら黙ってみてましたが、流石にモニターの電源をON/OFFしまくった辺りで、ちょっと自分に直させて!という羽目になりました。
電源長押しでも電源が切れず、プラグを抜いて電源をオンにしました。すると、BIOSの画面で止まってしまい…。
おばちゃん、エンターで先に進むといいますが、どうみてもF1を押すようにしか読めなかったのでこっそりF1押しました。
15分ぐらいくるくる回って、これは詰んだか?と思いつつ、その間に雑談してWiFiの情報やカタルーニャ大丈夫か聞きました。
いっつおーけーとのことでした。おっおう。。。
結局、無事に起動して、エクセルを開き確認してもらうと、チェックインしていいよ。とのこと。
そこで、鍵を4つもらって、英語で説明されるわけですが。鍵が区別つかないのです…。ふぉおお
分かった?と言われて、ちょっと待って。復唱する!と言って確認しました。
その後、地図をもらって観光地を教えてくれました。
エントランスの鍵。実は夜間ロックするためにもうひとつ鍵がある。
エレベーターは大人二人まで。内扉と外扉は手動
4階の鍵。真っ暗だけど…。
そして、自分の部屋の鍵。
ちなみに自分の部屋はこんな感じ。えぇ、これなんてラブホ…?って思いました。
耳栓がおいてあったので、あ、これは夜ヤバイんかな?って思ったけど静かでした。なお、このフロアには3部屋ありました。
トラブルまみれでしたが、結果的に早く荷物も置けたので徒歩10分のところにあるサグラダファミリアに行きました。
シェアバイクです。
市内を歩いていると、唐突にドーンと現れます。
朝ごはんを食べていないことに気付いたので、サグラダファミリがみえるカフェで軽食を取りました。
情報系の人なら結構有名な話で知っていると思うのですが、サグラダファミリはコンピュータテクノロジーで完成の目処がグッと近づきました。
2026年には完成する見込みだそうです。(カタルーニャ独立運動の影響等で遅れるんじゃないかなーと少し思っている。
3D-CADやCNC旋盤、3Dプリンターなどが大活躍しているそうです。
昔はモデルを作り。それを実際に逆さ吊りにして、力のかかり具合が破綻していないかチェックして建築。というのを繰り返してたそうですが、
今は3Dの構造解析等で短縮しているとのこと。
中の写真はあえて載せませんが、ステンドグラスが素敵で、ぜひオーディオガイドは聞くべきです。
太陽光が生み出す明かりがステンドガラスを通し、ボーッと眺めていると刻々とその表情が移ろっていく様は感嘆の一言です。
ものづくりを通じて表現していく様と緻密な設計。また、プロジェクトが永続するようにチームを組むなど、ガウディさんの様は感じるものがありました。
グエル公園の上の方。一望できる。公園まではタクシーを使った。
市内から登ると体力がゴリゴリ削られてしまうこと間違い無しの勾配。
黄色いところが園内。しかし、有料スポット。ネットで事前に予約しておくのがオススメ。
自分は入る予定がなかったのでしなかった。当日だと3時間待ちとか売り切れ。とかになる。
まじか!となってぐるっと一周した。1時間程度で散策できる。
ご飯を食べ損なってしまって、軽食。
カサ・バトリョ。こちらもガウディさんの建築物。外見はあれ?ッと思うが中は凄い。
インターネットで買うと5ユーロ安いよ!というが、当日券は15時なのに売り切れてて、優先券だと5ユーロ必要。
というわけで、その場で買うのと結局同じ値段。なので、行く予定ならばオンラインで事前に買っておくべき。
スマホとヘッドホンを渡される。なんとVRで当時の家具や様々な演出でガイドしてくれる。すごい。ハイテク。
かなり楽しい。
フラメンコ
教会があちこちに。献灯のキャンドル。
ここしかなかったのですが、なんと50セントを入れるとLEDが点灯するというもの。
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