2023年12月31日日曜日

2023年を振り返る

 2022年を振り返る

去年とあまり変わらないような印象が。いったい何やってたか全然思い出せません。

  • 家が完成して引越した
    • 空き部屋が倉庫のままになるのは想定されていましたがそうなっちゃってます
    • ライフスタイルはあまり変わらず
    • ハイサイド窓の横に設計士さんも自分も付けようと言っていたコンセントを含め忘れたとか、1階は言われた通り全部すりガラスにすべきだったとかぐらいが残念ポイントで致命傷はなくて思った通りの家になってよかったです
    • もう少し欲を言えば、コンセントはもっと増やしておくべきでした。1個6600円をけちってしまった。また、空配管もトイレ・監視カメラ向け・電気自動車向けに増やしておくのが良かったですね。
    • 本当は家のあれこれはブログに残していきたかったんですけど、やりきるだけで精一杯で形にできていないです。
    • 遊びに来てくれた友人ありがと~。
  • カメラを買い換えた a7c -> a7c2
  • 歯は何もない1年だった。嬉しい
  • パートナーは癒しであり悩み
    • 資格2つ取ったりして頑張ってるようです。ケツに火を焚きまくっているのは私でもありますが。
    • 本当に結婚したいと思います。悩みは法的結婚できないことに起因していると言えるし。パートナーシップ制度は結婚の代わりにはならないのです。
  • 親戚づきあいが消失
    • コロナ以降という感じではあるのですが、同性パートナーというのも相まってか、余計に…。
    • 来るなとかは言われてないですけどね。難しいですね。ただ、どうでもいいと言えばどうでもいいことなので、どうでもいいままにしておきましょう。
    • 大晦日と元旦は実家で過ごしました
  • パレスチナ問題が紛争に
    • イスラエルは仕事柄知り合いもいたりして近いのです
    • 停戦に関して、アメリカが拒否権を発動したりしており、結局都合が良い正義なんだよなというのをまざまざと見せつけられて気分が一層滅入りますね
    • 人口が減っていく我が国日本の安全保障がどうあるべきかというのはこうよく分からず。ただ、ロシアやパレスチナ問題をみるに対外的にも対内的にも適切に行っていないと平和を維持するのは難しいように感じます
    • とりあえず自分ができるのは仕事を通じてプロダクティビティを出していくことだと思い、あまりニュースを摂取しないように気を付けています
  • 仕事については悩みがふわっと消化した
    • 何も解決はしていないのですが、そんなに自分が間違っていないという確からしさを得た結果、現状認識が良くなりました。
    • 元々、給与だけが問題で、お金に困っていないことからは、この問題は自分がどのように認識するか というところが大きかったのですが無事にそれが解消した感じですね。
    • 状況次第ですが、仕事を変えるかもしれないし変えないかもしれないという感じです
    • さいわい、社内転職が充実しているので変えるとしてもその中でと思っています
  • 土地活用について進展しなかった
    • 駐車場を貸そうと思ったら業者が隣の家に迷惑かけて難しくなったり
    • 自販機設置の個人営業さんと契約直前で揉めて、いやがらせとかされないか不安になったり
      • 個人契約なのでお互いの運転免許証のコピーをしましょうと言ったら地雷だったようで、お怒りになられてすぐに帰ってくれませんでした
      • 最初からメールアドレスがないなどちょっと不安があったのですが、5回ほど顔合わせして信頼できそうだなと思っていたので、こういう形になったのは残念です。別に地雷だから今回の件はなかったことにしましょうと素朴に終わってくれればそれだけでよかったんですけどね…
  • 中年太りが一気に来た
    • 悲しいよ…。女装したい欲がこれで消し飛んだといってもいい。お腹周りがぽよんとするあれは、男性特有で内臓脂肪になっちゃうんですよね。
    • 今まではというと体重が増えても食事制限で戻っていたんです。それが壊れました。
    • 運動する方に聞くと、食事制限をし過ぎると蓄えモードになってしまうということで。
    • 結局、代謝が下がっているのが問題なので、もうこればっかりは何かしら運動をしないといけません。まだ、これは手を付けられておらず。
  • NHK教育テレビに出た
    • 忘れてました。VTuberしてたらお声がけいただきました。
    • 出演者ですがモーションキャプチャーのシステム構成と当日の段取りはこちらから提案しまして前日入りで行いました。
    • 現場でプロの方と一緒にお仕事できたのは大変良い経験になりました。
    • 番組構成は、、客観的には意外に分からないものですね。個人的にはちょっと伝わりにくいかなーと感じます。
    • それでもポジティブな感想を頂けたりしているので良かったなーと思います。
2024年も健康第一。精神的にももう少し安定して活動的になれたらいいのですけど。まぁオプションですね。
あと、前もちらっと書いたような気がしますがエピソード記憶がめちゃくちゃ乏しいので、もう少しラフにブログ残したいところではあります。そういうのあってカメラ買ったりしました。

では、皆さん2024年もよろしくお願いします。

2023年11月11日土曜日

映画 キリエのうた を観た

 キリエのうた (文春文庫)

邦画を映画館でみるのって初めてかも…。おすすめされたので観ました。

印象としては、みんな顔が良い… ストーリーはかわいそかわいい 絵作りも印象的でよかったです。

ただ、カメラワークが個人的には合いませんでした。冒頭10分はいったん席を立つか悩むレベルで酔ってしまいました。カメラワークで酔うのはダンケルク以来の2回目ですね。でも、今作は比にならないレベルで症状が出ちゃいました。ただ、そのうち慣れたのか収まってくれて鑑賞できました。思い返してもどういう意図で揺らしているのかいまいち私には分かりませんでした。症状出ない人には無意識に語りかけるものがあるのかなー?

たまには違ったものを観るのは良いなと思ったのと、いわゆるアオハル系のべったべたに甘いやつを観たくなったりしましたね。


2023年10月8日日曜日

映画 イコライザー THE FINAL を観た

 イコライザー THE FINAL - Amazon Prime

イコライザーシリーズは、アマプラで無料なのを観たことがあるぐらい。スパイアクションものですが、身内を守るぐらいの守備範囲で設定が派手過ぎない感じが他の作品と違ってよいなと感じたり。

ストーリー的には前作できれいさっぱり終わっていたのに、またファイナルなのか!?と思ったものの、劇場で本作が観れることはとても嬉しかったです。映画館で観れるのはその時だけですからね。

さて、そんな感じで全く期待しておらずアクションシーンだけを摂取するぐらいの気持ちでいきました。しかし、まぁうまくまとめられていてすっかり世界に入り込めました!すげぇ。イタリアの美しい風景や空気感の中で、マフィアのえぐさと主人公のえぐさが展開されていくスカっと作品でした。

ところで、主人公役のデンゼル・ワシントンさん。68歳とかなのにこのアクションはすごすぎでは…?

2023年9月23日土曜日

映画 ジョン・ウィック:コンセクエンス を観た

 ジョン・ウィック:コンセクエンス 4K ULTRA HD+Blu-ray

この映画もついにチャプター4。単純に上映時間長かった…。元々は、4と5と分かれていたらしいのですがそういうのもあるのかな?

主人公のセリフがほとんど無く、また倒す相手も設定不要とばかりにアクション集みたいな印象になってしまったのはちょっと残念。肝心のアクションはカーチェースシーンや上からの俯瞰シーン、階段落っこちる等々見ごたえはえぐかったですね。素晴らしいです。

続きがあるかは未定のようです。記事によれば世界観とキャラを大事にしているとのことなので、続きが出た時はストーリーもまた期待できる気がします。

2023年8月21日月曜日

Twitterがいつの間にか終わってしまった

ツイッターが無くなってしまった寂しさ

最初に実感したのは、TwilogとかTogetterなどの外部アプリが突如としてAPI連携できなくなり、サービス停止になってしまったことだった。API連携は負荷が高いらしく、かなり高額なプランを契約しないと使えないらしい。結局、TwilogはTogetterの運営に売却されてその一部としてサービス継続となったのだが象徴的なエピソードの1つといえる。そうはならなかった、リツイートした1個後をみるやつとか、全消しくんみたいなやつは使えなくなってしまったようだった。

アイコンが見慣れた青の鳥から、ダークヒーローっぽいXのアイコンになった。
ファビコン(サイトのロゴ画像)が置き換わってから、いつの間にか同じタブをいっぱい開くようになってしまって、思った以上にこのアイコンは視認性があって分かりよかったのだなと思うと同時に、各種シェアボタンからも消えてしまっていくと思うと寂しい気持ちになった。

また、ツイートする、リツイートする といった今ではすっかりお馴染みになった用語も、ポストする、リポストすると置き換えられてしまった。そこまでするのかという驚きもあったが、理由は説明できないがこれには強烈な寂しさを感じた。

私とツイッター

思えば、ツイッターは私が高校2年あたりからずっと使っていたサービスで、どうも私の性に合うらしくほぼ毎日ツイートを垂れ流していた。そう考えると15年弱(一応ぼかす)使っているわけで笑ってしまう。ツイッター中毒なのは間違いない。

アカウントを作ったのは、IT系な人たちが使っていて誘われていた。でも、本当に作ったきっかけはクラスメートが作ったのでやろうよと声かけてくれたことだった気がする。

フォロー数が増えると全部読めないなんて思ったこともあった。今ではすっかりアルゴリズムが選定したツイートを読むのが基本になっている。本当にフォローしたい人は通知機能を使ってウオッチしている。

クライアントはいつの間にか公式以外は利用できなくなっていたが、スマホはTwicca、パソコンは青と黄色のTweetDeckという感じだったので、あまりそこに愛着じみたものは無かった。

基本的にフォローするのはクラスメートとかではなくて、IT勉強会を実況する人とかイベントを開催する人をフォローしたりが多かった気がする。そのおかげで、また開催されるイベントを知るきっかけになり、自分も実況したりしていた。また、知らない人にメンションすることにあまり躊躇がなかったので思ったことがあったらフォロー外でもメンションさせてもらったりした。アニメ実況も盛んだったような気がするが、自分は録画だったのでそちらは使ったことがない。

ツイッターで仲良くなった人がいるかというとちょっと覚えがない。オフ会も参加したことがない。ただ、上述のようにフォローしているとイベントでお会いするというのは非常によくあって、何回か同じイベントに参加し懇親会に参加すると顔見知りという関係にはよくなっていた。そのような意味ではオフ会をしているのかもしれない。

私がフォローする人は年上の方が多かった。そのせいもあってか、ここ3年ぐらいはアクティブな人が結構減った印象がある。みんな結婚したり子供ができたりとライフステージの影響が多い気がする。自分自身もツイート頻度は下がっている気がする。

Twitter Japanが解体されたことで、サジェストの内容ががらりと変わったことは中々に衝撃的だった。アルゴリズムベースではあるが、そのウェイトについてはかなり介入があったということである。そのセンスがあまりに残念で人々を無駄に分断したり誤解を与えたりしたようだ。理解はしていたつもりだが、メディアのパワーを再実感したし、自分の考えに大きな影響を与えてることも再実感した。

ともかくとして、間違いなくツイッターは私の寂しいを補ってくれてたと思う。反応があるわけでもないが、誰かが聞いてくれるという実感があった。壁に話しているのとそう変わらないはずなのだが面白いものである。そして、寂しさを感じないで済んだ代償に婚期を逃した説は相当にある。(といいつつ、これを書いているタイミングではパートナーがいる)

これからについて

Xとブランドを変えてくれたことは皮肉にも嬉しく思う。なぜなら、今のXは好きではないサービスだからだ。APIが絞られたのにクリプト関係を始めとしたスパムは大量にあるし、アルゴリズムはいまいちでメンタルがしおれることが多い。先に書いた通り、IT勉強会の実況文化もいつの間にかフェードアウトし、メンションする機会も減った。

今のXはすぐに壊れるし問題も感じるし魅力をあまり感じない。しかし、これは過渡期だと思っていて、そのうち目がつくような問題は解消することになるのだと思う。コミュニティノートみたいな仕掛けは面白いと思うし頑張っているところだと思う。(悪い使われ方をするような気もするけど)
だから、新しいXが魅力的になれば使い続けるし、もしかしたら課金する日も来るかもしれない。逆にしんどくなっていけば素朴にフェードアウトすると思う。今のところ、他のサービスを使ってみたいとは思っていない。

ともかく、ツイッター中毒の私はじゃあやめるぞという感じにはならずだらだらと今も使い続けている。その昔にマストドンが流行ったように、また今一度オルトツイッターのサービスが盛り上がっているようだ。フォローしたい人の何人かはそちらに移住しているが、前回と違って複数のサービスがありみんなバラバラで、アカウントを複数使って巡回するかというとそういった労力を惜しむほどではないというバランス感覚にある。

さいごに

改めて、ツイッターの何が魅力で自分にとってどんなものだったのか書いてみたけれどそこまで明確なものではない。ただ、なぜか寂しさを感じるシーンがようしょようしょであったので書いてみた。Xがかつてのツイッターになることを願うが、それはやっぱりツイッターで、リツイートとかなのではと思うとむず痒い話である。
類似サービスについては、利用予定はないが、全てのツイートを表示できないことや広告の観点からアルゴリズム型が多くなると思う。この点については、メディアという認識は今一度持っておきたいと思っている。

終わり

2023年8月19日土曜日

中国恒大集団が米で破産申請で考えたことのメモ

中国恒大集団が米で破産申請、債権者からの差し押さえ回避狙いか…負債額49兆円
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230818-OYT1T50148/

このブログは個人の備忘録です。

金融のことってわかりそうで本質がいまだに掴めていません。早くNISAとかやったほうが良いのに…。

さて、このニュースですがいったいどういうことになるのでしょうか。
これについてちょっと友達と雑談したのでメモ書いておきます。

  • 基本的には、期日までに融資(借金)を返済できていれば赤字でも経営できるのが会社というもの
  • 一方で、黒字倒産という言葉がある通り、期日までに返済ができないと倒産してしまう
    (上記と合わせてキャッシュフローが大事という話)
  • 期日を待たなくても危ないと思ったら融資を引き揚げたり差し押さえたりできる模様。恐らくここは契約次第なのだと思う。(商習慣を始め理解がないためため妄想)
  • 中国の不動産周りについては長らくバブルを指摘されていて、その象徴ともいえるのが中国恒大集団
  • もし、不安が広がり次々に引き上げられてしまうとあっという間に現金が無くなるし、売りが売りを呼ぶみたいなことが起きる
  • 通常は返済が難しくなって会社を畳むために破産手続きを始める。ただ、今回はもう少し攻めの感じで、不安による引上げが重なり市場不安が発生させないことを目的に申請したという見立てがある
  • ということは、十分な資産を有している可能性があり多くが返済されてめでたしめでたし となる可能性がある
  • しかし、ここでの資産とは不動産関係である。土地やマンションが実需にそぐわない形で資産価値を持ってしまっていることがバブルという話であり、日本で手痛く経験したことである
  • 結局、金融の貸し借りについては、貸したお金が期日までに利子がついて返ってくることが望めれば成立し、返ってこなかった場合の保険として担保がある
  • それが合理的な内容なのかは借り手・貸し手の当事者の間と市場によって形成されているだけである
  • 今日の金融は証券化しそれをミックスしたりパッケージにしたり。つまり、確率をはじいたものをまぜまぜにしたりとしている。そのために、ドミノ倒しで弾けていくことが恐れられている。これは国家もうまく把握しきれていないというが現代の金融の問題点 という理解。
  • さて、どうなるのか…?
この中国不動産バブルの話は今に始まったことではないので市場全体としては織り込み済みにつき、無事に軟着陸に成功するだけかもしれません。
ただ、この楽観的な予想が外れて市場が混乱することが懸念とされているのでしょう。海外資本がどこまで入っているのかだったり、中国経済の混乱が何を及ぼすのかだったり。

個人のレベルでは株などをいったん現金化しておくとかそういうのはあるかもしれません。そういえば、株価が上がって喜んでいた人は多く見かけたのですがそれを利確(キャッシュ)にした人はあんまり見ないんですよね。この辺の塩梅が正直私にはとても難しく感じています。その点で売却しないで得られる配当とか金利は気持ち的には扱いやすいなと感じます。

2023年8月16日水曜日

MIT-0ライセンスというのを知った

ツイッターを眺めていたら、MIT-0ライセンスというのを知りました。
  • CC0の問題点
    • 厳密なリーガル文章
      • 一般人に読みにくい
      • プログラム向けのライセンスではない
    • サンプルとして活用したときにその人もまた著作権を有して再頒布時についてあまり自明じゃない
  • MIT-0の有利点
    • 広く使われている緩いソフトウェアライセンスのフォーク版であり、表示義務の1パラグラフのみ削除と明瞭であること
    • 当然、ソリューションがフォークされた時もシンプルに分かりよい

各リンク
https://github.com/aws/mit-0
https://licenses.opensource.jp/

読んだツイート

2023年8月3日木曜日

何を言うかでなく、誰が言うかの時代

 当時なんかそんなことを思ってタイトルだけが残っていました。誰が言うかはもうこの10年そんな感じだったとは思います。改めて思ったのは、特に生成系AIが一気に民主化されたから。

哲学的な話よりも実務的な観点として、情報がものすごく溢れていて確からしさについて調べる時間・コストが容易でない以上、発信者を信用するかがますます重要になってしまうなと思ったような気がしますね。

2023年8月2日水曜日

映画 君たちはどう生きるか を観た

ジブリ作品は、千と千尋の神隠しぐらいしかちゃんと観たことがありません。あんなに何回もテレビで放送されているのに、なぜか観てないんですよね~。それでも、今回あらゆる情報が伏せられた状態という剛腕マーケティングが気になって足を運んでしまいました。

 何度か書いてきましたが改めて書くと、本作のタイトルは、吉野源三郎が1937年に発表した児童向け小説の題名と同じです。宮﨑駿監督は子供の頃にこの本を読んで大変感銘を受け、それで今回、自作のタイトルに借用させてもらいました。しかし、映画の中身は吉野の小説とは全く別で、宮﨑監督の完全なオリジナルです。
> https://www.ghibli.jp/info/013753/ 2023-08-02 引用

感想としては、映像と音は良かったけどストーリーとかはうーんという感じでした。
素朴に自分の教養が足りないなと。ちょうどクラシック音楽に対する印象です。いろいろバックグランドとかを知っていると楽しめるけどそれだけ接種するとわけわからんみたいな。逆にその辺りが分かっている人が見るとだいぶ面白いだろうなーと思いました。

2023年8月1日火曜日

映画 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE を観た

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE ブルーレイ+DVD(ボーナスブルーレイ付き) [Blu-ray]

ずっと待ってました第二弾。第一弾はトップガンでした。

個人的にはディープな重い感じがして楽しかったです。ただ、3時間弱の上映時間は単純に疲れちゃいましたね。もう少し短めでおなしゃす!期待値が高かった分、過去作と比べるとちょっと満足度は下がっていたりもします。
一番のお気に入りのシーンはカーチェイスシーンです。コミカルさとスピード感が溜まらなかったです。あと、パリスの車に乗り込むシーンが私のフェチに刺さりました。

映画を見慣れていないパートナーからは、何もわからなくて楽しめなかったと言われてしまって、あーそうかもと思いました。スパイ映画のお約束とか分からないと登場人物が多くて難しいかも。また、自分も過去作品を全部見ているわけじゃないので分からない部分もありました。

IMF - 主人公が所属する世界平和のために頑張っている国に依存しない独立機関…?元CIA下
CIA - アメリカの情報機関
MI6 - イギリスの情報機関
エンティティ勢 - 今回の敵役。ロシアが開発して原潜に搭載して実験してたAIで暴走。 "それ" と翻訳されてた。AIなので、現実介入の登場人物としてはガブリエルとパリスの2名が出てた。
鍵 - エンティティを制御できるとされている物理鍵。世界の派遣が取れると思っているのでみんなで奪い合っている。でも、別の問題としてその鍵をどこで使うものなのか知っている人間が少ないために、これが3つ目の鍵扱いされている。
デッドレコニング - 位置情報は対戦において最も重要。GPSを使えば位置が正確に分かる。ただし、海の中に潜ってしまうと電波が通らないので分からない。そこでジャイロセンサーと呼ばれる傾きや加速度が分かる装置によって積算することで位置を把握する方法。ただ、積算なのでどんどん誤差が広がっていくので補正のため浮上しないといけない。映画では装置によって誤差ゼロで補正しなくてもよいので圧倒的優位な潜水艦という形で表現されていた。

分からなくなっちゃったのは、ベネチアのどっちかを選べのシーンであのやり取りと格闘シーンでした。どちらも美人で顔の区別もできなくてよけい分からなくなってしまいました。

2023年7月29日土曜日

映画 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE を観た

 めっちゃ面白かったしストーリーよかったです。あまり自分の周りで話題になってなかったけどテレビアニメ好きだったら絶対おすすめ。

正直、サイコパスシリーズのストーリーは、ラスボス(シビラ)が分かったと思ったらコングレスとか出てきて、ハイパーインフレ化し過ぎてうーんと微妙に感じていたところがありました。映画はその辺りあんまり気にならなく観たいサイコパスでした。

要所要所の作画凄すぎてアニメってすご〜〜ってなりましたし、表情よすぎ。
アクションがガンも組手もどんだけやってくれるんだって感じ。多過ぎるぐらい。めっちゃミリミリしてた。その代わりいちゃつき萌え要素少な目だったのでそこは残念。

ドミネーターのサラウンド感はファンサがえぐいなと思いました。天才。


ところでストリーラインについてサイコパスに関係なく、軍事レベルのシステムに簡単に介入できる・されるはやめた方が良いなと感じています。色んなことがハイパーインフレしちゃうし、逆にそれができるのにこれはできないのっていうちぐはぐ感もついてきちゃうので。

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE - Amazon

2023年3月18日土曜日

映画 Winny を観た

私がP2Pとかに興味を持ったソフトについて映画化されたので、観てきました。
きちんと、ドキュメンタリー映画で良かったと思います。金子さんのキャラクターがよく分かる感じでした。
あと、愛媛県警の裏金問題は全く知らずこの映画で知ったので、日本もこういうレベルで汚職って普通にあるんだと思いました。

ところで、中立ではないと述べている意見をちらほら見ました。ドキュメンタリー映画は事実に基づいたもので、どう見せるかという観点では中立である必要性はない。というよりも、何かを伝えたくて映画にしているので、基本は中立ではないと私は思っています。映画で得た感情に流されずにこれをきっかけに事実を並べて自分なりの意見を持つのは良いことだと思います。

さて話を戻して。当時技術を知らない中学生でしたが、Winnyの報道は何か的外れだと感じていて、それでマスメディアというのは信用できないんだなと覚えた記憶があります。

しかし、私はWinny擁護派ではありません。
というのも、当時LinuxディストリビューションのCDイメージをダウンロードする方法としてTorrentというP2Pソリューションを使っていました。そのため、キャッシュコントロールができず、むしろハッシュタグベースで積極的にキャッシュコピーを作って中継するWinnyはどうなんだろうという違和感がありました。当時は匿名化やプライバシー保護については知らなく関心もなかったのです。
一方で、いま改めて思うと、匿名化とミキシングについては、プライバシー保護になり、まさに県警の裏金問題のファイルとかの観点では示唆するものがあります。(「警察裏金」実名告発の幹部が私に教えてくれた事 - 東洋経済オンライン
したがって、著作権侵害ほう助という指摘に対しては、国家の暴力装置に対抗しうるレベルのプライバシー保護技術を考えたときの実験的な手法にすぎない という反証の仕方があったかなと思います。
法的な観点でどうあるべきかは統合的に考えるとかなり難しく、最高裁で示されるべき典型的事例だったとは思われ、最後まで裁判続けた金子さんや弁護士団やサポートされた方々には敬意します。
映画の中で知った金子さんのキャラクターによれば本当に悪意はなかったんだろうなと思う一方で、どのような使われ方をするかは自明で、そのアンバランス感が悲劇だったと言えそうです。技術者倫理の教育の重要性を改めて思うところです。