はじめに: 今までの選挙とのかかわり方
私は、今のところ選挙は皆勤賞している人です。
特に大きな理由があるというわけではなく、行くのが当たり前だったから。親に連れて行ってもらったこともあるし小学生時代の担任が行くのは当たり前といった教育をしてくれたことが影響しているかもしれません。また、市長が園長先生という中々身近な人が政治家に転身したというのもあるかもしれません。(特にエピソード記憶があるわけでもないですが)
いずれにせよ、この人に投票せねば!今の政治に任せておけん!とかいう強い動機はあまりなかったんですよね。
ところが、ここ最近は年齢を重ねたこともあってか、政治に関わらないといけないかも?という焦燥感,・強迫感:危機感そういったものを感じる機会が増えていました。
せっかく選挙前なのでそういえばなんでそのように感じているのだろう?というのを書き出してみることにしました。
気になった事柄
- 森友学園問題
- 事件よりも財務省が文章改ざんを組織的に行ったことが衝撃的でした。
- 改ざんをすることに巻き込まれた職員が自殺しており、残されたドキュメントを名前からとって、「赤木ファイル」と呼ばれています。
- 黒塗りの文章が裁判所の決定で一部閲覧できるようになるなどしています。
- 桜を見る会
- こちらも事件そのものより、シュレッダー問題が衝撃的でした
- 野党議員が参加者名簿を請求したその日のうちになぜかシュレッダー処理がされたというものです。
- 「桜を見る会」名簿、シュレッダーにかけた時刻が議員の資料要求の直後だったのは偶然か
- これを偶然の一致とみることは中々難しいでしょう。
- 全国フェミニスト議員連盟の圧力行動
- 性的対象物として描写しているという非常に強い言葉で権力をちらしながら活動する様は恐怖を覚えました
- また、この活動に対して抗議されると全く説明を果たそうとしない姿勢にも問題を感じました。
本来人権問題を改善にまい進する政治家による活動団体が、人権侵害紛いの非常に問題のある抗議声明をされました。
— 猫井夕菜(ゆうな) (@nekoi7yu) September 11, 2021
最近にもあるメディアが問題ある記事を作成されていましたが、その比ではない問題と感じています。https://t.co/WnjSvSnjlC- 黒川検事長の定年問題
- 黒川氏定年延長、不透明な経緯 検察庁法改正案の問題点
- 事実を列挙すると不自然に特定の氏の役職を延命しようとした問題です。
- いかに優秀であろうと法律を変更してまでそれを変えようとするのは何か別の目的を感じてしまいますしやり方として非常に禍根を残すと思います。そういったことが行われようとした という事実が怖いです。
- オチとして賭けマージャンで幕引きがはかられた感があるのですが、これもよかったのでしょうか。
- 学術会議の任命拒否
- 日本学術会議会員の任命問題
- 私の感覚だと明らかに偏ったメンバーが拒否されているようなので説明無しというのは乱暴だと思います。
- 私の知人の方も組織体に問題があるとかそういった形で話題になっていましたが、問題はそこではないということです。
- 香川県ネット・ゲーム依存症対策条例
- 一体いつの時代の話かと思いますが2020年に可決されたもので、子供の利用時間について制限を課すことを求める条例です。
- 香川県ネット・ゲーム依存症対策条例
- KSB制作番組『検証 ゲーム条例』が全国優秀賞 民間放送連盟賞
> 審査員からは「俗信を振りかざす地方議会の劣化を丁寧な取材で浮かび上がらせ、報道機関の役割と責任を感じさせる秀逸な調査報道」という評価を得て、続編を期待する声も寄せられました。 - これを法的に定めようという発想が全く想像できないですし、さらに可決されてしまうということに恐怖を覚えました。
- また枝葉の話としてパブリックコメントの不透明性も露呈しました。
- 愛知県知事リコール署名偽造事件
- 愛知県知事リコール署名偽造事件
- こちらもリコールのきっかけになった話よりもそれに関連する事件が気になった格好です。
- 署名を一定数集めることで解職請求できるのがリコールです。
- 入管人権問題
- 入管人権問題「地元が知らなくちゃ」 動き出す学生たち
- 死亡者が定期的にでるなど問題になっていますが状況は変わっていません。
- 痛ましい気持ちになるとともに、そこで働いている人たちの心も心配になってしまいます。
- 技能実習制度の問題
- 法令違反が7割超、ブラック企業を次々に生み出す技能実習制度の構造 -止まらない人権侵害の現状と背景-
- 外国人労働者を入れるスキームとなっているのですが、これが最低賃金を確保していないなどいびつさを作り出しています。
- その結果、人権にかかわる問題も多出しているようです。
- 最高裁判における夫婦別姓の合憲判断
- 最高裁の裁判官をチェックしよう 対象11人のこれまでの判断は? 衆院選と同時に国民審査
- 選択的夫婦別姓制度が無いことは違憲かどうか というものです。
- 11人が賛成、4人が違憲 だったのですが、逆に言えば4人はそう判断しうるということで、法も国民の価値観を選挙によって反映して更新していけるということに気付かされました。
- 香港国家安全法や言論統制
- 国内ではありませんが、長年普遍的な文化的価値だと思われていた事柄が権力によってあっという間に変わってしまった様でした。
- 中継も含めて統制を進めるほか、創作物も例外でなく積極的に検閲を進める様子には感じるものがありました
まとめ
また、他者に対して非常に強い断定した物言いを用いた活動や人権問題に対して関心があるようです。